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タイランド旅行記
2000'3 チェンマイ編

<00’3月 チェンマイ>

ある日、出社すると机の上に赤い紙。
??と思いながら読んで見ると、組合から年休を取るようにとのお達し。
今期は年休の消化が10日未満のため、今期中に10日以上取るようにとの事。
確かに年休は40日以上残っているが、全て消化することは業務上不可能である。
でも、5日位ならと思い、年休の申請を行う。
で、早速チェンマイへ・・・

プライベート・パーティに乱入

[写真]長谷川氏とその友人たちチェンマイに到着後、いつものホテルへ飛び込みでチェックイン。
早速、免税店で購入した日本酒を片手に、EYECOMの長谷川さんに会いに行く。
ところが、お店の看板は明かりが消えており、玄関はシャッターが下りている。
ガッカリして帰ろうかと思ったが、シャッターの隙間から明かりが漏れており、誰かがいる様子。
夜分遅いこともあり、遠慮して数回呼んでみたが反応が無い。
近くでホテルの守衛さんが不信そうにこちらを見ている。
しかし、思い切ってシャッターをガンガンと叩いてみた。
すると、やっとシャッターが上がり長谷川さんが顔をのぞかせた。
と、中を覗いて見ると、友人たちとパーティの真っ最中。
シマッタ!! お邪魔虫をしてしまった!と思ったが後の祭り。
シャッターを上げさせてそのまま帰るわけにも行かず、自分も仲間入り。
楽しい一時を過ごさせてもらいましたが、ご迷惑をおかけしました。

無謀! 飲酒運転、ノーヘルメット、一方通行逆走!

(上記からの続き)
私が乱入したため、結局店のシャッターを開けることとなった。
私たちがパーティを続けていると、営業をしていると思った日本人のお客さんが来店して食事と飲み物を注文。
その為、長谷川さんは営業をする羽目となる。
やがてお客さんは帰り、パーティもお開きとなった。
私がいつもの バー・ビアに行こうとすると、氏がさっきのお客さんと待ち合わせをしており同じ方向に行くのでバイクで送っていくと言う。
お酒が入っているため遠慮したが、是非と言われ同乗。
しかし、氏も私もノーヘルメット。 しかも飲酒運転。
それだけでビビッタのに、今度は一方通行の道路を逆走!
いくらタイの警察が、取り締まりがいいかげんと言ってもこれは無謀すぎる。
現に、後日であるが警官がノーヘルメットの若者を取り調べている現場を見た(但し、これは非常に珍しいことであるが。きっと警官の虫の居所がよほど悪かったのでは?)。
とにかく、交通法規を比較的真面目に守る日本人としてはビックリである。
タイに長く住んでいると、日本人もタイの人達と同じような考えになるのでしょうか?

忠告
以前にも書いたが、タイの人(タイに住んでいる日本人も含む)が運転するバイクには絶対に同乗しないこと!
とにかくいくら命が有っても足りないです。

さん。この様なことを書いてごめんなさい!

今度は日本人にまで中国人と・・・

(またまた上記からの続き)
氏と別れる時にMANGO TREE(マンゴー・ツリー)というお店で、先ほど来ていたお客さんと飲んでいるから良かったら来てみないと誘われる。
マンゴー・ツリーチャーミング・バーのすぐ傍なので、帰りに立ち寄ってみた。
すると、そこには氏も含め酔っ払いの日本人が3人ビールを飲んでいる。
早速3人のテーブルに近寄り挨拶(当然日本語で)をすると、日本人の1人がワイ(合掌するタイ式の挨拶)で挨拶を返してきた。
この人はタイによほど長く住んでいるのかな・・・と思いながら席に着いて話しに加わった。
が、話をしているうちに、なんと! 私のことを中国人と思っていたことが判明。
私はずっと日本語で話していたつもり(というか、日本語しか話せないのだが)なのに・・・

Galare Food Centerにて [とんでもない誤解]

[写真]古典舞踊ショー日曜日の朝、クリーニングに出す衣類を持ってホテルを出た所、どこかで私を呼ぶ声がした。
誰かなと思ってキョロキョロしていたら、ヘルメットをかぶった女の子が近づいてくる。
よく見ると、以前にチャーミング・バーで昼の部にアルバイトをしていた女の子。
チャーミング・バーのママから私が来ている事を電話で聞き、友達とどっかに行く途中であるが、ホテルの近くを通って見たところ偶然にもであったとの事。
再会を喜び食事に誘ったが、今日は忙しいとあっさり断られる。
結局、水曜日に待ち合わせをして友達と3人で食事に行くことになった。
当日、私の希望でタイの古典舞踊を無料で観劇しながら食事が出来るGalare Food Centerへ行くことになった。
[写真]Galare Food Centerでの食事風景ここは屋台とあまり変わらない値段で食事が出来、また、料理の種類が非常に多い。
なお且つ、肩が凝らずに食事が出来るのでワイワイ話ながら食事をするには持ってこい。
しばらく3人でお喋りをしながら食事(私はもっぱら飲む方であるが)をしていたが、なぜかしら冷たい視線を感じる。
あたりを見渡すと、2つほど離れたテーブルで日本人のオバサンらしき人が舞台を見ずにじっと私を睨んでいる。
ちょっと気にかかったが、無視して生ビールのお代わりを取りに行く(ここはセルフサービスとなっている)。
帰ってきてふと見ると、未だ私を睨んでいる。
多分、私のことを援助交際をしている不良中年と思ってだろうと思うが、非常に不愉快であった。

自分の旦那と一緒にするな!

なお、Galare Food Centerは、改修されて以前よりもかなりきれいになっていた。
また、無料のキックボクシングもやっている。
私はリングが有る建物の外を通っただけであるが、外からでもパンチの音が聞こえてすごい迫力であった。

居酒屋 富士

[写真]日本の居酒屋風のお店。本当に居酒屋風でインドにあった中国風の居酒屋とは違います。[写真]ハッピ姿の女の子。外国に行っても思わず、目が止まります。私は、本来日本酒が大好きである。
しかし、チェンマイでは日本酒は高く、又、日本の居酒屋のように気軽に飲める場所は少ない。
ここは、一人でぶらりと入っても気軽に飲める数少ないお店の一つである。
私がホテルに帰るとき、半被(はっぴ)を着た女の子がお店の前に立っていたので看板をふと見ると、なんと銭湯にあるような富士山の絵(もっとも大きさはずっと小さい)。
思わずふらりと入ってみたのが、最初である。

[写真]居酒屋 富士のマスターです。とっつきにくそうなお顔ですが、話して見ればとてもいい方です。
それ以降、チェンマイに行くたびに一度か二度は立ち寄るようになった。
当然ながら日本酒は高いが、日本の居酒屋の雰囲気はある。
板さんはタイの人であるが、なかなか日本料理もおいしい。
又、お店のご主人は最初はとっつきにくい感じがしたが、話してみるとなかなか気さくな人である。
ご主人は、ここ以外に近くにだるまやという日本料理店とふれあいというカラオケ店(注.男性専用)のお店を持っている。

ふれあいは開店記念パーティに招待されて開店の日に入りましたが、だるまやは入ったことが無いのでコメントは出来ません。
TEL : 819-064

注意
ナイトバザール右手の広場にたくさんの バー・ビアがあるが、その中に札幌亭(現在はROPPONGI)という屋台の焼き鳥屋がある。
ここは避けた方が良い。
私は日本酒を頼んだのに、焼酎(訂正.タイランド産の清酒””の様である)を飲まされてしまった。
”日本語が出来ます”の看板にだまされないように(後で聞いたがオーナーは日本人ではないとの事)。

<2001/07/08更新>
富士だるまやは閉店したそうです。
富士は、オーナーが変わってと言う名前に変わるとの事。
また、ふれあいもオーナーが変わったとの事。

ちょっと変わったビール BLACK TIGER

[写真]BLACK TIGER BEER私が バー・ビアで飲むのは、ほとんどが緑色の瓶が特徴のクロスター・ビア−。
これはちょっと値段は高めですが飲みやすく、日本人に向いているのではないかと思います。
ついで多いのが、像のマークがトレードのチャーン・ビア−(チェンマイでは、これが1番安いみたいです)
3番目が、一番一般的な茶色の瓶に金文字のシンハー・ゴールド、又はシンハ−・ビア−。
ただ、いずれのビールも通常のビールで、いわゆる黒ビールはタイには無い(輸入品は別ですが)ものと思っていました。
しかし、今回の旅行で新しいビールが出回っているのを知りました。
それが、写真のブラック・タイガーです。
黒ビールと通常のビールの中間の味(ハーフ&ハーフ)。
普通のビールが飲み飽きたときには、気分転換にこれをお勧め!
但し、全ての店にあるのかは不明。

ちなみに、CHARMING BARで私が注文したときは、これは1本だけでした。

話は変わりますが、タイの地ウイスキー MEKONG(メコン)を飲むときは、水割りでなくソーダ−割をお勧めします。

ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)1日ツアー参加

・ツアー申し込み

[図]MIGHTY TOUR への案内図(名刺より引用させてもらいました) MIGHTY TOUR のページへ GO! MIGHTY TOUR への案内図(名刺より引用させてもらいました) 毎日毎日、日中から飲み歩いてさすがに飲むのも飽きてきた。
かといってトレッキングは以前の経験で、もう懲り懲りである。
ここは、無難な一日ツアーに参加しようと考えて知り合いのMIGHTY TOURを訪ねる。
カウンターでは、博美さん(オーナーの奥さん)が出迎えてくれた。
チェンマイには何度も来ているが、かの有名なゴールデントライアングルには未だ行った事がない。
かつては麻薬の栽培地帯として有名な場所で、話のタネに一度入ってみたいと思っていた。
料金を聞いたところ、昼食が付いて800バーツ。
メーサイでは橋を渡ってミャンマーに入国できるとの話であるが、入国するか否かはその場で決められるとの事。
取り合えず、800バーツを支払ってツアーの申し込みを行った。

<2002/06/11 追加>
MIGHT TOURは閉店したようです。
MIGHT TOURがあった場所には、以前はその右側にあったラーメンハウス”宇宙堂”が入っていました。

・ツアー当日の朝

前日は飲みすぎてお金が足りなくなり、最後の店は付けにしてしまった。
ピックアップ前に銀行に行きキャッシュを引き出すために6:30に起きる予定だったが、目が覚めたのが7:00。
慌てて着替えをし、銀行に行こうと思っていたら電話が鳴る。
フロントからの電話で、既にツアーガイドが下で待っているとの事。
銀行に行く時間がなくなり、結局200バーツ足らずのお金を持ってツアーに参加することとなった。
別に買い物をするつもりは無かったが、お金が無いと言うことはやっぱり心細いです。

ピックアップの時間は7:30となっていたのに、まだ7:15だよー

・これが温泉?

[写真]井戸のような小さな温泉各ホテルを回ってツアー参加の人達をピックアップした後、いよいよツアー出発である。
しばらく走って、ちょっとお腹が空いたかなーと思ったとき、最初の観光地である温泉へ到着した。
以前に行ったサンカンペーン温泉では温泉が空高く吹き上げていた。 が、ここに温泉が吹き上げてる様子はどこにも無い。
お土産店はあちこちにあるが、肝心の温泉はどこにも見当たらない。
するとガイドがついて来るように言ってお土産店の裏にある川へ歩いていく。
後について行くと、確かに川辺からわずかに湯気が立っている。
これが温泉なのか?と尋ねると、近くある井戸のようなものを指差す。
行ってみると井戸のような底のほうに数十センチほど温泉がたまっている(お湯が湧き出しているとはとても言えない)。
これでは行水すら出来ない。
ガックリして歩いていると、向こうから温泉卵を売りのお姉さんがやってきた。
温泉卵と言っても、普通の卵の他に鶉の卵(だと思う)もある。
お腹が空いていたし、また、小さな籠に入っているのでお土産にもいいかなと思い一つ買ったらカバンからビニール袋を取り出して移し変える。
籠も欲しいと言ったが、籠は売り物で無いと言う。
どうしても欲しかったら、向こうのお土産店で売っているからそちらから買ってくれとの事。
温泉卵4個と、小さなビニール袋に入った醤油とで10バーツでした。

・苔生した仏塔の古寺

[写真]修復作業中の仏像[写真]苔生した仏塔

次に立ち寄ったのはいかにも由緒がありそうな古寺。
当然名前はありますが、タイ語が読めないためわかりません。
一応ガイドが説明をしてくれますが、英語が不得手な私には理解するのはとてもとても・・・
でも、苔生した仏塔に佇むと、それだけで心が洗われそうです。

・いよいよゴールデントライアングル

[写真]ゴールデントライアングルの風景

[写真]ゴールデントライアングルの地図やっとミャンマーラオスタイランドの3国が国境を接する地帯、ゴールデントライアングルに着いた。
朝の7:15に出発して、途中2箇所立ち寄ったが11:00を既に過ぎている。
結構長い車の旅であった。
メコン川をはさんで対岸はラオス、川の上流にはミャンマーが見えている。
ただ、予想と違って怪しい雰囲気は全く無く、平和でのどかな風景が続くだけ。
川岸にはボートがたくさん繋がれており、時折エンジン音を響かせて観光客を乗せたボートが上流に向かって行く。
ガイドの話では、ボートに乗ってラオスとミャンマーに一時上陸できるとの事(当然ながら、パスポートを持っていることが条件)。
ボートの乗船料が200バーツ、上陸するためのビザが40バーツ(という風に私に聞こえた)。
ゴールデントライアングルの碑 ツアー同行の人達は、ガイドに乗船料とビザの料金を支払った後、救命胴衣を身に着けて川岸へ降りていく。
私はお金を持っていないためボートには乗らず、40分ほどこの場所でみんなの帰りを待つことに。
1人で残るのはちょっと心細いなと思っていたが、同行したツアー客でドイツから来た若夫婦もボートには乗らないと言うので結局3人が残ることになった。
私は別にやることも無いので、三脚を使って1人さびしく記念撮影。
それでも時間が有り余ったので、近くのコーヒースタンドでティータイムを楽しむ事にした。
コーヒーやジュースのほかに緑茶があったので緑茶を注文しようとしたが、緑茶の値段が書いていない。
でも、コーヒー(インスタントでなくコーヒー豆を挽いて入れる)が25バーツなので10バーツくらいかなと思ってお代わりを3杯注文。
やがて、ボートに乗ってラオスに行っていたツアー同行者たちが帰ってきた。
[写真]コーヒースタンド[写真]無料サービスを受けた緑茶 ガイドがこちらに来て、ランチの時間なので向こうの食堂へ来てくれと呼びかけられる。
お茶代を支払おうとして金額を聞いたら、お金は要らないという返事。
コーヒーや、ジュースは商品として販売しているが、お茶はお土産用のパック入りのお茶が商品だとのこと。
カウンターで出したのは試飲なので、お金は受け取れないと言う返事である。
しかし、お金を払うつもりなのでお代わりを何杯もお願いしたが、無料だと知っていて何杯も飲んだと思われるのも癪である。
かといって、パック入りのお茶を購入できるだけのお金も持ち合わせていない。
結局20バーツを、チップとして置いてくる事にした。
しかし、今時このようなサービスの良いお店はなかなか無い。
これは良い思い出となった。
感謝の意味もこめて、そのコーヒー・スタンドを紹介させてもらいます。

ご馳走様でした!

・満足したランチ(昼食)

午前中は温泉卵でごまかし、先ほどまではお茶で我慢していたがさすがにお腹は空いている。
しかし、一応ランチ付きのツアーとなっているがツアー料金から見ると大して期待できない。
と、思っていたら大違い。
マナーの問題も有って写真は撮らなかったが、各人にはライスとスープ。
中央には大皿で三種類の料理が並べられて、しかもその量が大盛り。
料理はインドネシア料理ということで、私は初めて食べたが口に合う。
調味料はかなり異なるが、食材そのものは日本とあまり変わらない(スープの中には豆腐まで入っている)。
同行した人の中には、豆腐がどうしても食べられずに残してしまった人が数人
しかし、私は久しぶりの豆腐で大喜び。
みんなが満腹になったところで、今度はデザート(パイナップル&スイカ)とコーヒー、又は紅茶。
本当に満足できるランチでした。

ただ一つの不満は、同行した人達は誰もビールを注文しなかった事。
その為に私も注文しづらくて、ビールはお預け。
日本人のグループだったら、大体誰かがビールを注文するはずなのに・・・

・国境の町 メーサイ

[写真]タイとミャンマーを結ぶ国境の橋国境の町、メーサイに到着した。
ミャンマーとの国境は小さな川で、写真の橋で結ばれている。
写真は小さくしたので見えないが、橋の向こう側にある青いゲートには英語でUNION OF MYANMAR と書いてある。
当然ビルマ語でも(私には読めないが)。
国の威信があるのか、ミャンマー側の岸辺には立派な金色に輝く寺が建っていた。
が、ミニバスを降りて最初に驚いたのは、ドアを開けた瞬間に子供たちが集まって来てお金をせびってきた事である。
以前、インドに行ったときはこのような事が良くあったが、まさかタイでは考えもしなかった。
確かにチェンマイでも全く無いわけではないが、こんなにしつっこくは無い。
しかも、この子供たち(5〜10才前後)はガイドがいくら追い払っても本当に必死でお金をせびってくる。
後で判ったが、これらの子供たちはミャンマーからの密入国者らしい。
私が付近を見て回っていると、後ろから小さな子供を抱いたお母さんらしき人と子供が数人私の方(国境)へ向かって懸命に逃げて来た。
そのお母さんに抱かれていた子供が、私を追い越した際に手に握っていた硬貨を落としてしまった。
もっとも、すぐに別の子供が戻って拾いながら又国境の方へ逃げていったが。
ミャンマーとタイとでは経済格差が大きく、多くの人々が越境(密入国も含め)して何がしかのお金を得ようとしているようである。
無論、入国税(40バーツだったと思う)を払えば堂々と一時入国できるのだが当然そのお金も無いのだろう。
本当に胸が痛む光景である
ちなみに、メーサイからチェンマイ方面へ向かう途中に検問が2箇所あった。
ミャンマーからの密入国者を阻止するのが目的と思われる。

・宝石の町 メーサイ

[写真]通りに並べられている宝石類

バンコクでもチェンマイでも、金行に行くと光り輝く金の装飾品に目を奪われてしまう。
しかし、宝石店はあまり目に付かなかった(もっとも興味が無いせいかもしれないが)。
ところが、ここメーサイに来て真っ先に目にするのは軒先に並ぶ宝石、貴石で作られた装飾品を売るお店である。
屋台のようなお店まで、同様の装飾品や数珠を売っている。
国境に近い地域では、狭い路地まで装飾品店でぎっしりであり、歩くのも困難な状態。
これは、ミャンマーで取れる宝石が安く輸入されている為であろう。
ツアーに同行した人達は、早速ガイドとともに買い物ツアーに出かけていった。
私は興味が無い(お金の持ち合わせも無い)ので、ぶらぶらと辺りを散策するだけであるが。
この町は、お金持ちの日本人(特に女の人)には、是非行ってみたい所の一つかも知れない。
ただし、贋物も非常に多いそうなので、買い物には十分注意してください。

・少数民族 アカ族の村にて

[写真]アカ族のお婆さん帰路、少数民族アカ族とヤオ族の村に立ち寄った。
アカ族の村では、お婆さんが水パイプを吸いながら出迎え。
村の鍛冶場にはビル建築等で使用する鉄筋が数本置いてあり、この鉄筋を素材として鎌や農機具を自作するのだとガイドが説明してくれた。
確かに鉄鉱石を原材料として作成するよりは遥かに容易であるが、鎌や鉈などは町まで出かけて買ったほうがいいのではと思うのだが。
それとも、実際は購入しているのだが、観光用として鍛冶場があるのだろうか?
その他は、以前に訪問した他の少数民族の村と雰囲気はあまり変わらない(当然衣装や顔付き等は異なるが)。
ただ一番ビックリしたのは、私たちが帰ろうとした時、水パイプを吸っていたお婆さんが私に近づき私の手を握りながら”ヤポン”、”ヤポン”と繰り返し話しかけられた事である。
それも、いかにも懐かしそうに。
昔、日本人の知り合いでもいたのだろうか?
いずれにしても、日本人を知っていることは間違いない。

・川辺のレストランでの休息

[写真]川辺で遊ぶ元気な子供たち少数民族の村訪問も終わり、このままチェンマイへ直行かと思っていたが4時ごろに川辺にあるレストランで休息となった。
当初受け取ったツアー案内には無かったが、これもツアーの一部らしい。
ティー、コーラ、又はコーヒーとフルーツ(イチゴ)が振舞われる。
ドリンクは何がよいかと訪ねられ、ティーと言うつもりだったが、目の前に生ビールのポスター。
昼に飲み損ねたので、今度は迷わず生ビールを注文(当然ながら、お勘定は別払いだが)。
イチゴを頬張りながらジョッキを片手に、川で遊ぶ元気な子供たちを見る。
無論、ここでニコチンの補充も十分に行う。
同行したツアー客でタバコを吸う人達も、同様に一服を楽しんでいる。
最近は、世界中どこに行っても飛行機や公共バスはもちろんのこと、ツアー会社のミニバスまで禁煙となって、愛煙家はいつも肩身の狭い思いである。

・帰路の山中にて

最後の休憩を済ませ、一路チェンマイへとバスは向かっている。
やがて山中に入って来たら、何とこの時期(3/14)にあちらこちらにススキの群生が見られる。
日本のススキとは種類が違うのか日本で見かけるよりも大分背丈が高いが、あの穂は間違いなくススキである。
まるで、日本の秋のような風景がしばらく続いた。
やがて、日も暮れてあたりは暗闇に閉ざされる。 と、思ったら、なんと山の彼方此方で炎が燃え盛っているのに気が付いた。
そういえば、確かに煙の匂いが以前からしていたが、今まで明るかったので炎には気が付かなかった。
しかし、暗くなると周囲の山いたるところで炎が燃え盛っているのがハッキリと判る。
場所によっては、火の帯が100メートル前後になっているのも有る。
だが、ドライバーもガイドも気が付いているはずなのに騒がないところを見ると、これは山火事ではなく人為的に火をつけて燃やしているのだろう。
山間部なので焼畑農業をやっているのかもしれないが、あまりにも広範囲に燃やしているのが気にかかる。
よその国に対して言える立場ではないし、それぞれの事情があるとは思いますが、もっと自然に優しくなりたいものです。

<以上 ゴールデントライアングル 1日ツアー>
皆さん。お疲れ様でした!

意外と安い日本料理レストラン みゆき(MIYUKI)

部屋でボンヤリとしていたら、長谷川氏から電話。
ロビーで待っているから、朝食でもどうかとのお誘い。
どうせ今日は(今日も)予定が無いので、長谷川氏と遅い朝食に出かける。
案内してもらったのは、ナイトバザール右側の雑居ビル地下(実際は半地下であるが)にあるレストラン。
室内は冷房が効いて気持ちがよいが、当然ながら禁煙となっている。
その為、外のテラスで食事をしながらゆっくりと生ビールを味わうことに。
ビールをかたむけながら雑談をしていたら、昼食の時間になってしまった。
たまには日本料理もいいかなと言うことになり、昼食はROYAL PRINCESS HOTEL 2Fにある日本料理レストラン「みゆき」に行くことになった。
このホテルには、以前に言葉では言い表せないほどお世話になったが、お客として入るのははじめて。
はっきりいって、わたしは格式の高いところは肩が凝って苦手なのである。
しかし、ランチメニューを見たら、その安さにビックリ!
私が注文した本日のスペシャルランチが110バーツ(約300円)、長谷川氏が注文したとんかつ定食が135バーツ(約365円)である。
むろん、私が通常食べるランチと比較すれば5〜6倍の値段であるが、このような格式高いところでこの値段は本当に安いと感じた。
当然ながら、緑茶は無料サービス。
すっかりこのお店が気に入り、今度は女の子たちを日本料理に招待することにした。
女の子たちは仕事がある為に、ランチではなくディナータイムであったが、その時の値段は以下の通りである。

料理 値段
(バーツ)
天ぷら盛り合わせ 120
酢の物盛り合わせ 120
タイ 刺身盛り合わせ 250
寿司 300
みゆき弁当 300
豆腐田楽 100
お酒 多聞(冷酒) 480
ジュース 80

みゆき弁当はボリュームたっぷりで、刺身と天ぷらも入っていた。
その他、焼き魚等品数も多い。
結局女の子たちは、料理の残りや自分の弁当を折り詰めにしてもらって持ち帰ることに。
もし、みゆき弁当を頼むなら最初に注文し、その内容やボリュームを確認した上で追加料理を頼んだ方がよいと思う。
とにかく、刺身と天ぷらは余分であった。
また、料理は安いが、飲み物(アルコール類)はかなり高いのでその辺を考慮した方がよいと思う。

南国のペンギン(チェンマイ動物園にて)

[写真]チェンマイ動物園以前に、チェンマイの動物園にペンギンがいるが、暑さでかなりへばっていると言う話を聞いたことがある。
話のタネにへばっているペンギンの写真を撮ろうと思い、食事の後に女の子たちに案内を頼んだところ、快く引き受けてくれた。
翌朝、ホテルのロビーで待ち合わせをする。
私は地理に不案内で、なお且つタイ語が判らないため女の子に交通費を渡して全て任せることにした。
やはりこの方が安心できる。
トゥクトゥクの運転手と値段交渉をして早速動物園へ向かう。
入り口でチケットを購入し、歩いて中に入っていった。
チェンマイ動物園は、山の斜面に造られている。
地図によると、ペンギンのいる館は一番上のほうにある。
3人で舗装された山道を、歩いて行く。
最初のうちはハイキング気分で歩くこと自体が楽しかったが、しだいに疲れてくる。
途中の自動販売機でジュースを飲み、一休み。
お昼寝中の鰐大欠伸をしている河馬汗を拭きながら辺りを見渡すと、日向ぼっこをしながら昼寝をしているワニさん。
その隣の池では、カバが大あくびをしている。
日本の動物園のように人込みで混雑しているわけではないが、家族連れの親子や若いカップルが楽しそうに辺りを散策している。
なのに、私はまるで南国に来たペンギン。
気を取り直して、本物のペンギンがいる館へ向かう。
やがて、子供たちがたくさん集まってペンギンの絵を書いている場所へ着いた。
どうやら、ペンギンの絵を書くコンクールを開催しているらしい。
係員の方が私たちにも画用紙を渡そうとしたが、丁重にお断り。
特別ルームの中のペンギン。ガラスの表面に水滴がぎっしりと付いている為にピンぼけのような写真になってしまいました。そのすぐ上に、小さいがひときわ立派な建物がある。
これが目指すペンギンの館である。
汗を拭きながらやっとのことで中に入ると、中はエアコンが効いてひんやりとしている。
なんと、ペンギンは特別待遇でエアコン付の特別の建物にいる。
しかも、建物の中に直接入っているのではなく、さらにガラス張りの大きな部屋があり中はもっと涼しくなっているらしい。
グッタリしているペンギンの写真を撮ろうと思ってきたが、ペンギンはすこぶる快適な特別ルームにいる。
むしろ、グッタリしているのは私の方・・・

[写真]フラミンゴペンギンの館から帰る途中、右手の方に巨大な金網で覆われた森が見えてきた。
まるで、小さな山をすっぽり囲んでいるように見える。
女の子によると、鳥類園だとの事。
早速中に入ることにしたが、入り口が見つからない。
周囲には通常の檻に入った各種の鳥やフラミンゴ園があったが、巨大な金網に入る場所が見つからない(入り口は2箇所見つけたが鍵が掛かっていて入ることは出来ない)。[写真]綺麗な鳥
やっと鍵が掛かっていない入り口を見つけたのでそこから入ったが、歩き回れるのは周囲数十メートルだけ。

それでも10種類以上の鳥たちを見ることが出来た。
上に登ればもっとたくさんの鳥たちを観察することが出来るが、山が険しくてとても登ることは出来ない。
歩道を探したが、どこにも無い。
どうやらこの鳥類園は観覧させるのが主目的ではなく、鳥類の保護を目的としているのではないかと思われる。

私は、動物や鳥が大好きである。
南国の野生に近い状態でカラフルな珍しい鳥をたくさん見ることが出来ると思ってとても期待したのに。

残念でした・・・

チェンマイ動物園の情報(2004/10/27時点)
入園料
開園時間 08:00〜18:00(毎日)
住所 100 Huakaew Road,
Suthep Sub-district, Meaung
District, Chiangmai
電話 (053)221-179
大人 30B
子供 5B
50B
バス 60B
バイク 10B

Last update : 2022-07-18T19:42:12+09:00 (Monday)

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