海外赴任や留学などで海外に長期滞在される方々は沢山いましたが、最近は海外でロングステイされる方も増えています。
その様な方々が日本の友人や知人と連絡を取り合うのに欠かせないのが電子メール(E mail)
時差を気にすることなく、また通信費もあまり気にしなくて住むので非常に重宝します。
また、インターネット上にて世界中のサイト(日本を含む)を検索し、通信販売にて欲しい商品を購入することも出来ます。
しかし、海外でいざメールを使おうとすると、思っていなかったトラブルが発生することがあります。
そこで、海外でメールを使用するための注意点を纏めてみましたので参考にして下さい。
Webメールの場合、原則的にインターネット接続が出来る環境があれば世界中何処からでもメールの送受信が出来ます。
但し、無料で取得できるWebメールアドレス(ID@yahoo.co.jp、ID@excite.co.jp、ID@maill.goo.ne.jp、ID@infoseek.jp等)の場合は、通信販売や色々な登録などの場合に販売や登録をを拒否されることが有ります。
Webメールを使用する場合には、自分でノートパソコン等を持っていく必要は無く、現地のインターネットカフェなどでメールの送受信を行なうことが出来ます(日本語の入力方法等はこちらを参照のこと)。
ただし、ユーザIDとパスワードを忘れないように(チェンマイに来られた方で、ユーザIDとパスワードはパソコンで記憶して有ったので覚えておらず、メールが使用できない方をよく見かけます)。
メールサーバーがOutbound Port25 Blockingに対応していないと、海外から日本にメールを送信できない可能性が非常に高いです。
また、現時点ではメールを送信出来ても、近い将来メール送信が出来なくなる可能性が非常に高いです。
メールサーバーがOutbound Port25 Blockingに対応しているか否かは、メールサービスを契約している会社(一般的には契約しているインターネットプロバイダー)に確認して下さい。
なお、実際に試して確認する場合は、メールソフトをこのように設定してみて下さい。
これでメール送信が出来ればOutbound Port25 Blockingに対応しているので、海外からでもメールの送受信が問題なく出来ます。
Webメールで無い場合はパソコン等にメールソフトをインストールする必要があるので、一般的にはインターネットカフェ等を利用することは出来ません。
御自分でパソコン等を持っていく必要があります。
また、インターネット接続をするために、御自分で現地のインターネットプロバイダーと契約をする(タイの場合はプリペイドカードを買うのが一般的)か、日本で契約しているインターネットプロバイダーの海外ローミングサービスを利用する必要があります。
ただし、海外旅行などの短期間なら海外ローミングサービスを利用しても良いでしょうが、長期滞在であれば現地のインターネットプロバイダーと契約した方が一般的に安くなります。
上記にて説明した「メールアドレスを持っている場合の留意点」を参考にして下さい。
現地のインターネットプロバイダーとインターネット接続を契約(プリペイドカードの購入も含む)すれば、一般的にはメールアカウントも付いてくるので、そのメールアドレスを使用すればメールの送受信は出来ます。
ただし、日本でと異なり、インターネット接続を契約すれば必ずメールアカウントが付属するとは限りません。
チェンマイ(タイランド)の場合ですと、プリペイドカードによるダイヤルアップ接続の場合は殆どメールアカウントが付いていますが、一般家庭が使用する格安のADSL接続契約の場合では殆どメールアカウントが付いていません。
なお、インターネット接続の為に現地で契約したインターネットプロバイダーが提供するメールアドレスを使用する場合には、Outbound Port25
Blockingの心配はありません。
Outbound Port25 Blockingは、A社が提供するインターネット接続にてB社が提供するメールサーバーを使用する場合の問題です。
チェンマイ(タイランド)に来られている方はここに相談してください。
格安でウィルスメール対策済みのメールサーバーが使えます。
Last update : 2022-07-18T19:42:39+09:00 (Monday)