ปลาทูเค็มทรงเครื่องปิ้ง
プラー・トゥー・ケィム・スォング・クルワァング・ピィング
直訳すると、”鯵・塩辛い・姿を保持する・器・弱火であぶる”となるが、まさにその通りのタイ料理である。
ただ、鯵と訳した魚は日本の鯵とは異なり厳密には”グルクマ(サバ科)”という魚だそうであるが。
これも、いつも天秤を肩にかけてやってくる行商のおばさんから買ったもの。
ちょっと見た目には蒸し菓子のようだったので、中身を確かめずに買ってしまった。
これで、10バーツ。
![チェンマイで食べたタイ料理”蒸し菓子のように見えた鯵の塩漬け蒸し料理” [料理の写真] 鯵の塩漬け蒸し](DSCF0134.jpg)
バナナの葉の包みを開いた所が、下の写真。
鯵のような魚をトマト、レモングラス、その他の香辛料と共にバナナの葉で包んで焼いた蒸し焼きであった。
一口食べてみたが非常に塩っ辛く、このまま食べるのはかなりきつい。
これは、お粥の具として食べるのが最適だと思う。
また、単なる塩漬けではなく幾分発酵させたようで、日本の”くさや”ほど強烈ではないが独特の香りがする。
焼酎などを飲むときのおつまみとしても良いかも知れない。
日本酒の酒の肴には、独特の香りが日本酒の香りを掻き消してしまうので向かない。
![チェンマイで食べたタイ料理”バナナの葉の包みを開くと鯵の様な魚が香辛料の下に見える” [料理の写真] バナナの葉の包みを開いた所](DSCF0135.jpg)
チェンマイでは、この料理も含めてバナナの葉で包んで蒸す料理が非常に多い。