ขันโตก
カン・トー(ク)
カン・トークとは、ランナー王朝(チェンマイ)時代に貴族が客人をもてなすときの料理をのせる丸いお膳である。
そのお膳に、北部料理(チェンマイも含む)をのせてだす料理全体をカン・トークと呼んでおり、北部タイを代表するタイ料理のひとつ。
チェンマイでは古典舞踊のショーと合わせ、ディナーショー形式で色々な場所で毎晩行われている。
カン・トーク・ディナー・ショーは有名で、タイランドへのパッケージ・ツアー旅行のコースに一食含まれることが多い。
下の写真も、オールド・チェンマイ・カルチャー・センターのカン・トーク・ディナー・ショーでの料理である。
この料理を初めて食べる人は、かなり戸惑うかもしれない。
なぜなら、箸、スプーン、フォーク、ナイフなどが一切付いて来ないから(写真の場合は珍しくレンゲが付いてきた)。
他のページでも書いたが、ご飯がもち米の場合は手で食べるのが基本である。
食べ方は自由であるが、基本的にナム・プリックは、もち米のご飯、豚の脂の揚げ物、生野菜等に付けて頂く。
なお、基本的に料理のお代わりは無料である。
上記の写真にて、各々の料理の上へマウスを置くと料理名が表示されます。
なお、出される各々の料理はお店により多少異なります。
น้ำพริกอ่อง | ナーム・プリック・オーン |
豚挽き肉とトマトのナム・プリック* |
แคบหมู | ケープ・ムーゥ |
豚の脂身の揚げ物。チェンマイの名物らしいが・・・ |
ไก่ทอด | ガイ・トーッ |
ニワトリの空揚げ |
ข้าวเหนียว | カゥ・ニォゥ |
もち米のご飯(竹で編んだ小さな籠に入っています) |
หมี่กรอบ | ミー・グロープ |
乾燥させた細いクェンティオ(ビーフン)のパリパリ揚げ |
กล้วยทอด | クルィ・トーッ |
揚げバナナ |
ผัดผักรวม | パッ・パック・ルァム |
ミックス野菜炒め |
แกงฮังเล | ゲェーン・ハングレー |
豚肉のカレー |
ผักสด | パック・ソット |
生野菜(キャベツ、キュウリ、長いんげん) |