ห่อหมกเทพธิดาดอย
ホー・モック・ティーピダー・ドーイ
タイトルの”山の女神の包み隠し”は、タイ語(チェンマイ方言)の料理名の直訳である。
名前が面白いので、あえてタイトルに料理名の直訳を用いた。
料理の実体は、”笹竹のタケノコのココナツカレー蒸し”。
以前紹介した”ホー・モック・プラー(魚のココナツカレー蒸し)のタケノコ版である。
つまり、山の女神の正体は”笹竹のタケノコ”。
タイの友人の話によると、”昔、食糧難が発生した時に、山岳民族の人々は山に自生する竹やぶのタケノコを採集して飢えをしのいだ”との事。
それ以来、山岳民族の人々は笹竹のタケノコを”山の女神”と呼ぶようになったとの話である。
そのような由来あるありがたい料理を、何の知識も無い私はなんとなく食べ、後で話を聞いて”もっと味わって食べればよかった”などといつも後悔している。
それはともかく、これも柔らかくてココナツカレーの香りが食欲をわかせる美味しいタイ料理です。
ベジタリアンの方は、是非どうぞ。