ห่อหมกปลา
ホーモック・プラー
下記写真の左側は、友人の知人宅でご馳走になったホー・モック・プラーで、近くのマーケットで買出しをしたもの。
バナナの葉で作った入れ物を使用している。
右側の写真はフード・フェスティバルの会場で食べたホー・モック・プラーで、素焼きの小鉢に入っており、1個20バーツであった。
右側の方はチェンマイの有名レストランの料理らしいが、自分には知人宅でご馳走になったほうが美味しく感じられた(もっとも、初めて食べたので印象が強かったのかも知れないが)。
いずれも、一番下にキャベツやインゲンなどの野菜が入っており、その上にカレーのようなもので味付けされた魚のすり身を詰め、一番上にココナツミルクと香草などが載っている。
マーケットから買った方は蒸気で蒸したものであるが、素焼きの小鉢に入っている方は左の写真のように炭火の上に網を置き、その上に素焼きの小鉢を直接おいて焼いている。
したがって、こちらの方は厳密には”魚のココナツカレー蒸し”と意訳するは間違っているがどちらも同じ名前で呼ばれており、かつ、この名前の料理の本来の調理方法は蒸気で蒸すようなので”魚のココナツカレー蒸し”とした。
名前を直訳すれば、”魚の包み隠し”となるみたいだが。
ご飯のおかずとしても美味しいが、自分にはビールのつまみとしてちょうど良い。
これも、タイに来たら一度は食べてもらいたいタイ料理の一つである。
こちらの写真は、私が特別な日や祝い事があるときに出かけるタイ料理レストラン”Classic House”で日本から来た友人たちと頂いたホー・モック・プラーである。
器として椰子の実が使われているが、椰子の実で調理しているわけではない。
調理済みのホー・モック・プラーを温めた椰子の実(ココナツ)に入れて運んでくるだけである。
上の写真のホー・モック・プラーは魚のすり身を使っているが、これは魚の切り身となっていた。
ただ、ココナツ自体が入っている為に味はマイルドで、どちらかというとタイ料理が不慣れな人でも食べられるような味となっている。
”Classic House”にくるお客さんはほとんどが外国から来た観光客なので当然かもしれない。
なお、ピン河をはさんだ向こう岸側にもう1件”Classic House”があり、こちらのレストランのお客さんはタイ人が多いとの事。