作成したホームページを、一般公開して多くの人に見てもらいたい!
知っている(持っている)情報を、皆に教えて広く役立てたい!
でも、どのようにしたら良いか良く分からない。
このように考えている方の為に、このページを作成しました。
私も、ホームページを作成した当初は、どうすれば公開できるのか良く分からず、時間とお金(接続料金)がかかりました。
私の体験がこれからホームページを公開しようと考えている方のお役に立てれば幸いです。
(98/11/08)
付録として、作成したホームページ(HTML文書)の文法チェックを行ってくれるサイトとホームページのアクセス状況を解析してくれるサイトの紹介を追加しました。
(98/11/21)
HTML 4.0 仕様書 (翻訳版)への直接リンクを設定しました。
(98/11/23)
METAタグの使用例を追加。
(99/07/04)
ホームページのアクセス状況分析サイトが長期間稼動していない為、情報を削除。
ホームページを作成しても、そのままでは一般の目に触れる事は有りません。
作成したホームページを一般公開する(皆に見てもらう)為には、サーチエンジン(Wab検索エンジン)に登録する必要が有ります。
サーチエンジンに登録することにより、初めて全国各地、または世界中から検索されてアクセスされます。
サーチエンジンに登録するのは無料(最近商用化が進んで、ディレクトリに登録するのは有償になっている検索サイトが多くなっている)ですが、ページの内容により登録依頼をしても登録されない場合が有ります。
特に、内容が”公序良俗に反するもの”、”特定人物や組織への中傷”、”知的所有権や人権への侵害”、”関係法令等に抵触すると思われる物”等は登録(掲載)してもらえません。
又、中身が極端に少ない場合や、写真だけで文章がほとんど無い、あるいは未完成の部分が多い場合にも登録してもらえない場合が有ります。
ただ、登録する基準は各サーチエンジンにより異なり(各サーチエンジンの編集方針により異なる)、又、その基準を明確に規定していません。
しかし、一般的にいえることは、ロボット系の検索エンジンは原則的にチェックしない(出来ない)為、ほとんど無条件で登録されますが、ディレクトリ系の検索エンジンはチェックが厳しく、登録されてもカテゴリーの変更をされたり、ホームページのタイトル名や紹介文を編集(変更)されることが多いようです。
なお、作成したホームページを一度の操作で多数の検索エンジンに登録してくれるサービスを行っているサイトがあちこちに有りますが、それを使って登録すると、何時何処に、どのような内容で登録したか判らなくなり、後で管理が出来なくなります(特にプロパイダーを変えた時など)。
やはり、多少面倒でも一つ一つ自分で登録するのが一番良いと私は考えています。
ディレクト系、または登録型とは、ホームページがカテゴリー(分野)ごとに分類され登録されている検索エンジンです。
これらの検索エンジンに登録する際は、登録するカテゴリー、紹介文、キーワード等を自分で入力します。
入力された内容は、各サーチエンジンの編集担当者によりチェックされ、場合によっては再編集、修正された後に登録されます。
それに引き換え、ロボット系は登録したいページのURL(インターネットのサイトのアドレス)をロボット(Wabサイトにアクセスし、各ページを検索して情報を収集するプログラム)に指示するだけです。
ロボットは、アクセスしたページの内容からタイトル、説明文(通常はページ内のテキスト先頭から数十文字を無条件で使用)、キーワード等を自動生成して登録します。
ロボットの中には、METAタグを参照して指定された説明文やキーワードを作成する物も有ります。
後で説明しますが、METAタグを活用する事によりアクセスを大幅に向上する事が出来ます。
作成したホームページを登録できるサーチエンジンは国内、国外共に多数有りますが、あまりにもローカルな検索エンジンやオタク系の検索エンジンに登録しても一般の方からのアクセスは少ないと思います。
私のホームページを登録した国内の代表的なサーチエンジンの一覧、及び、特徴等を下記表に記載します。
なお、各々のサーチエンジンのタイプをクリックすると、登録ページまたは登録に関するページが開きます。
タイプの凡例 R:ロボット D:ディレクトリ
サーチ エンジン名 | タイプ | 登録 URL | 紹介文 (コメント) | キーワード | その他 |
---|---|---|---|---|---|
R | TOPページ | 自動作成 指定不可 | 自動作成 指定不可 | Googleを採用 TOPページからリンクされている他のページは自動的に収集される。 定期的に自動更新。 | |
D | −−− | −−− | −−− | 有料 内容の審査あり。 LOOKSMARTを採用 | |
R | TOPページ | 指定不可。 文書中のテキストから100字程度の紹介文を自動作成。 | 指定不可 | TOPページからリンクされている他のページは自動的に収集される。 2週間〜1ヶ月位で定期的に自動更新。 | |
D | −−− | −−− | −−− | 登録申請不可 独自の自動分析登録 | |
R | TOPページ | 指定可能であるが、参考情報として使用されるものであり、検索データベースには使われません。 | 指定可能であるが、参考情報として使用されるものであり、検索データベースには使われません。 | TOPページからリンクされている他のページは自動的に収集される。 申請したURLの全てが登録されるわけではない。 | |
D | −−− | −−− | −−− | Open Directory Projectを採用。 内容の審査あり。 | |
R | 任意のページ | body部の先頭約300バイトで自動作成。 METAタグで指定可 (160バイト 日本語で80文字以内) | 自動作成。 METAタグで指定可 (合計1,000バイト 日本語で500文字以内) | 定期的に自動更新。 登録後、約3日(休日除く)で登録完了。 | |
D | −−− | −−− | −−− | 一時休止中 | |
D | 任意のページ | 最大文字数不明 | 指定不可 | 内容の審査はあるが、特に問題がなければ基本的には総て登録。 カテゴリーの指定有り。 対象は個人のホームページのみ。 個人企業家も登録できない。 | |
D | サイトのTOPページ | 50文字以内 | 指定不可 | 内容の審査あり。 カテゴリーの指定有り。 追加カテゴリーも可。 ホームページタイトルは20文字以内。 | |
D | サイトのTOPページ | −−− | −−− | ビジネスエクスプレス 有料 内容の審査あり。 | |
R | 任意のページ | 指定不可 | 指定不可 | 1ヶ月以上実質的な更新が行われないと、そのページは削除される。 | |
D | −−− | −−− | −−− | 登録申請不可。 独自の基準で登録している。 |
サーチエンジン名 | タイプ | 登録 URL | 紹介文 (コメント) | キーワード | その他 |
---|---|---|---|---|---|
OH ! i サーチ | ディレクトリー | 任意のページ | 全角30文字以内 | 最大5個まで | 登録後、お勧めサイトに選ばれると、登録内容(タイトル・URL・紹介文)がOH ! i バードで紹介されます |
i-seek | ロボット/ディレクトリ | 任意のページ | デリクトリ登録の場合は、全角90文字以内 | −ロボット登録の場合の記載例− <HEAD> <TITLE>ページのタイトル・・全角で7文字まで</TITLE> <META name="CHTML" content="yes"> <META name="description" content="ページの説明文全角で10文字まで"> </HEAD> | |
i-get | ロボット | TOPページ/任意のページ | METAタグのdescriptionを最大20文字まで | TITLEタグの中の記述を参照 | |
imodesearch | ロボット | 任意のページ | 全角64文字以内 | 1ページのサイズが5Kバイトを越えるものは登録できません。 |
登録する検索エンジンを決めたら、検索エンジンによって決められた文字数のタイトルや、紹介文、キーワード等をメモ帳や、WORDなどにより事前にファイルとして作成しておきます。
その際、ホームページのタイトルや紹介文は次の点に注意して作成します。
METAタグが使用できる検索エンジンに登録する場合は、METAタグでホームページの説明やキーワードを明確に指示する。
METAタグが無いと、ホームページの説明文やキーワードをHTML文書のテキストから自動生成される。
その結果、訳の分からない説明文が出来たり、不適切なキーワードが設定されたりするケースが多い。
ホームページの説明文は次のように記入する。
<META name="description" content="この部分がホームページの説明文となる">キーワードは次のように記入する。
いずれも、キーワードは半角のカンマ ”,” で区切って書きます。
METAタグにて、使用している符号化コード(文字コード)やHTML文書の著者名、作成日なども記述できます。
符号化コードの明示は、文字化けを防止する為に非常に重要です。
各自で使用している符号化コードを確認し、明示したい物です。
また、同様にMETAタグでの指定では有りませんが、言語コードも指定するようにしましょう。
詳細は、リンク先のHTML仕様書を参照ください。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">
HTML 4.0の Transitional DTDに従った文書であることを宣言
<HTML lang="ja">
使用している言語コードが、日本語であることを明示 <注>”jp”ではない。
<HEAD>
ヘッダ情報の開始
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
符号化コードがシフトJISであることを明示
<META name="author" content="Toshio Itagaki">
HTML文書の著者名
<META name="date" content="1998-11-23T12:19:00+09:00">
HTML文書の作成、更新日時
<META name="description" content="ホームページを作成したら、公開して皆に見てもらおう!! サーチエンジンへの登録方法。">
一部の検索エンジンに対して、ページの説明文を明示
<META name="keywords" content="ホームページ,管理,サービス,検索エンジン,サーチエンジン,ヒット率,登録方法,登録,公開,METAタグ,META,W3C,HTML,HTML仕様書,HTML文法チェック,アクセス状況,解析サービス">
一部の検索エンジンに対して、キーワードを明示
<TITLE>貴方のホームページをサーチエンジンに登録しよう!!</TITLE>
文書のタイトル
<LINK href="mailto:itagaki@hiroba.net" rev="MADE">
著者のメールアドレスへのハイパーリンク
<LINK href="index.html" rel="Contents">
親(ホーム)ページへのハイパーリンク
<LINK href="menu.html" rel="Prev">
直前ページへのハイパーリンク
</HEAD>
ヘッダ情報の終了
ページを登録するときは、必ず、登録したページのURL、指定したディレクトリ、キーワード等を控えてください。
これらの控えを忘れると、後で変更や訂正をするときに困ります。
HTML文書を書くのに何を使用したのかにより違いは有りますが、文法エラーは確実に有ります(現に、このページにも)。
ブラウザは多少のエラーが有ってもそれなりに表示しますが、閲覧する人が使用しているブラウザの種類やバージョンにより製作者が全く意図していない結果を表示する場合が有ります。
このようなことを防止する為にも作成したHTML文書の文法チェックをし、なるべく "World Wide Web Consoritium"(略してW3C)が公開しているHTML仕様書に合わせるようにしましょう。
但し、HTML文書の文法エラーを修正する際、一般的にHTML文書を作成するのに使用したエディタで修正することは出来ません。
なぜなら、せっかく修正してもHTMLエディタ(私の場合はIBMのホームページ・ビルダー バージョン3)が独自の仕様で書き直すケースが非常に多いから。
しかし、HTML文書を直接作成&修正するのはかなり大変・・・
その為、私の場合は新規に作成するページや大幅に修正するページは取りあえずHTMLエディタを使用して行います。
その後文法チェックをし、修正はWindows付属アクセサリの”メモ帳”や”ワードパッド”(HTML文書が大きい場合、メモ帳では開けなくなる)で直接タグの修正、追加、削除を行っています。
私にとってかなり高額の投資をして購入したHTMLエディタなのに、本当に困った物です。
<追加情報> 99/01、01/06
ホームページ・ビルダー2000にバージョンアップした所、上記の問題点はほとんど解決しました。
その後、ホームページ・ビルダー2001、ホームページ・ビルダーVersion6とバージョンを上げる毎にますます使いよく、さらに正確なHTMLを出力するようになってきており、現在は大満足です(大分出費しましたが)。
また、ここにはHTML関連書籍やHTMLエディタに関する情報もあります。
これからホームページを作成する為に、HTMLに関する書籍やHTMLエディタを購入しようと考えている方も事前にこのサイトを見られることをお勧め!!
HTMLに関して本格的に勉強する場合も、ここからリンクをたどっていくと色々な情報が入手できます。
市販のHTMLに関する書籍と比較にならないほど正しい(正確な)情報が有ります。
ホームページ作成を行っている方は、是非、一度はご覧になってください。
日本語のHTML文法チェックサイトです。
Another HTML-lint gateway (HTML文書の文法チェック)
W3Cが提供している文法チェッカです。
英語のサイトですがHTML仕様書の勧告を行っている団体なので、私はこのサイトで文法チェックを行っています。また、合格(noe rror)するとバナーをもらえます。
HTML Validation Service
同じくW3Cが提供している、CSSのチェックサイトです。このページは、日本語対応です。私のページは、このサイトで検証しています。上記と同様に合格(noe rror)するとバナーをもらえます。
W3C CSS 検証サービス
W3Cが公開しているHTML仕様書の邦訳です
HTML 4.01 仕様書邦訳
上記の仕様書は難解なので、ちょっとバージョンは古いですが下記のWDG参考書のほうが理解しやすいと良いと思います。
WDG HTML 4.0 参考書(邦訳)
iモード用のHTML仕様書です。
iモード対応HTML Version1.0 Version2.0
企業のホームページ担当者へ一言
色々な企業のページを読ましてもらいました。
しかし、W3Cの仕様書(現在はJIS規格になっている)に対応しているページはほとんど皆無に近い状態です。
見栄えが優先して中身がなく、当然ながら商品等で検索してもなかなか検索できないのがほとんどです。
本当にインターネットで販売拡販を行うつもりなら、少なくとも基本情報を正しい文法にて記載すべきでないでしょうか?(少なくとも一流企業であればJIS規格を遵守しなければまずいと思うのですが)
見栄えでは、実際にアクセスされることがないと言うことを知ってほしいと思います。
この文章に不快感をもたれた方は、実際にロボット系(出来ればGoogle)にてご自分が担当されているページを企業名以外で検索してみてください。
それで、トップ10以内であれば問題ありませんが・・・
自分でホームページを作成してから、3年経過しました。
当初は、HTMLの文法はもちろん、イメージファイル(写真やグラフィック等)の知識も全く有りませんでした。
色々な本で調べたり、自分で実験したりしてやっと、最近になって何とか理解できたかなと思っています。
それらをまとめると共に、皆さんの参考になればと思い、イメージファイルについてのページを作成しました。
写真等の画像を扱う場合にお役に立つと思います。
ホームページを作成(HTML文書を作成)するには、当該サイトの閲覧者がどのようなブラウザや機器からアクセスしているかという事が非常に重要となります。
最新に技術を使用してページを作成しても、閲覧する方々の大部分がそのページにアクセスできなくては何の意味もありません。
むしろ、不快感を覚えるだけです。
そのような訳で自分のサイトのアクセスログを分析し、Webブラウザに関する情報のページを作成しました。
情報はちょっと古いですが参考になると思います。
御一覧ください。
それでは登録!!
Last update : 2022-07-18T19:41:39+09:00 (Monday)