私の実体験をもとに、チェンマイの電話事情を説明します。
チェンマイに長期滞在を始めた翌日、チェンマイで友人たちと連絡を取るために、早速、携帯電話(プリペイドの)を購入する事に。
事前に日本でWeb検索をした資料”GSM携帯電話”を片手に、チェンマイの携帯電話販売店へ直行。
購入の際に必要なものは、お金(クレジット・カードも可)とパスポート。
後は自分で電話の機種を選択し、販売店のお姉さんに指示された書類にサインをするだけ。
取得した電話番号は、06-179-****。
早速、公衆電話から自分の携帯に電話を掛けてみる ・・・・ が、繋がらない。
おかしいなと思いながらも、携帯電話から知人の自宅や携帯電話に掛けてみれば問題ない。
また、念のために知人の携帯電話からも掛けてもらったが、これもOK。
単に、公衆電話の調子が悪いにかなあと自分で納得し、その場はそれで収まった。
ただ、チェンマイ在住の知人は、携帯電話の番号で06から始まるのは初めて聞いたといっていた。
通常、携帯電話の電話番号は01から始まるとのこと。
後日、友人からの電話を待つ事態となったが、いくら待っても携帯に電話が掛かってこない。
こちらから友人宅に電話をすると、教えられた電話番号にダイヤルしても呼び出し出来ないとのこと。
焦って近くの公衆電話から自分の携帯に呼び出しを掛けたが、自分でやっても呼び出しが出来ない。
知人の携帯へ呼び出しを掛けて事情を説明し色々と試してもらった所、公衆電話や家庭にある固定電話から自分の携帯電話を呼び出すことが出来ないことが判明。
結局、携帯電話からのみが、自分の携帯電話を呼び出すことが出来るようである。
タイで携帯電話を持っている人はビジネスで必要とされている人(自営業、ガイド、飲み屋のお姉さん等)が大部分で、上流階級の人たちは別として一般の人で携帯電話を持っている人はまだまだ少ない。
このような実情を踏まえると、自分が購入した携帯電話はまったく使い物にならない。
これからタイで携帯電話を購入しようと考えている方は、同様な失敗をしないようにして下さい。
なお、自分は電話会社と再契約(SIMカードの再購入)をする予定です。
<2002/06/09 追記>
携帯電話を購入する場合は、携帯電話のメーカーにも十分注意してください。
私は値段だけからSony Ericssonの機種(A3618S)を選択してしまいました。
価格は、500バーツ分の通話料金が含まれて4,900バーツ(結果的に本体価格は日本円で約12,000円)。
しかし、梱包を解いて中の取扱説明書を読もうとしたところ、表紙以外は全てタイ語での表記。
知人の話では、NOKIAの製品取扱説明書は必ずタイ語と英語の双方で表記しているとのこと。
タイ語が十分理解できる、あるいはタイ人の親しい友人が居るなら問題ないですが、一般の日本人はNOKIAの製品を選んだほうが無難だと思います。
最も自分は英語も判らないので、結果的には同じでしたが・・・(負け惜しみ)
<2004/10/22 追加・変更>
海外で使用できる、日本語の取扱説明書が付いたNOKIAの携帯電話が、日本国内で購入することが出来る様になっていました(当然ながら日本語にて)。
但し、値段を見たらタイ国内で購入するよりもかなり割高です(価格が約2倍位かな)。
購入する場合は、上記サイト又はGSM携帯電話等の内容をよく読んでGSM携帯電話の仕組みを理解した上で判断してください。
なお、SIMカードの購入(電話会社との契約)は必ず現地で行うことをお勧めします。
<2004/10/22 追記・変更>
本日ネットを検索していたら、インターネット上で海外で使用できるGSM携帯電話を販売していました。
もし、日本国内で購入するのであれば、各リンク先で値段や機能等を十分に比較検討のうえ購入してください。
<2002/08/06 追記>
再びチェンマイを来訪し、以前に購入したプリペイド携帯電話が使用可能か色々と確認した。
その結果、思わぬ事が判明した。
以前は一般家庭電話や公衆電話から受信不可だった為に使い物にならなかったが、今回はまったく問題なく受信が出来るようになっている。
更に、以前は通常のプリペイド携帯電話から出来なかった海外への発信も出来る。
以前に色々と問題があったのは、携帯電話の番号に新しい番号を割り当てた際に交換機が対応出来ていなかったためと思われる。
現時点では、電話番号が06で始まる携帯電話はまったく問題なく使用できます。
<2003/06/29> 追記>
EYECOMさんで携帯電話の取り扱いを始めています。
私のように、携帯電話を買ったのはよいが取扱説明書が読めないので操作が出来ないなどという失敗が怖い方は、上記のリンクを参照してください。
<2003/11/08> 追記>
プリペイド の残高が無くなったら、あるいは有効期限がもうじき切れてしまう、などの場合はプリペイドカードを購入してリファイルしなければなりません。
1-2-CALLの場合、以前は 300B, 500B, 800B, 1500B の4種類が有り、金額が高いカードの方が金額に対する有効期限が長いので、私のようにあまり携帯電話を使わない人には
1500B のカードがとても割安でした。
しかし、現在は 1500B のカードは販売していません。
そこで、仕方なく 800Bのカードを購入しようと思っていたが、バンコク銀行のATMからリファイル出来るとの情報が見つかり、本日1500Bリファイルしてきました。
操作はとても簡単でした。
【バンコク銀行のATMより1−2−CALLの1500B分リファイルする方法】
※口座に1500B以上残高がある事を事前に確認しておいて下さい
@バンコク銀行のキャッシュカードをATMに入れる
A自分のパスワード(4桁)入力
B英語かタイ語の選択(選択の無いATMもあります)→英語の選択をして下さい
C『Other Service』を選択する
D『Payment』を選択する
E『Savings』を選択する
F『Mobile phone』を選択する
G『One−2−Call』を選択する
H『0ne−2−Call 1500 BATH』を選択する
Iここで携帯の電話番号を聞いてきますので、自分の携帯番号を入力する(番号はくれぐれも間違えないように)
J最後に『Corrent』選択する
すると直に携帯にショートメールが届き、自分の携帯に1500B分がリファイルされた旨のメールが届きます。
かなり以前から、海外へ電話を掛けるには007、または、008を使うとかなり安くなるという話があり、また、そのような内容の資料が配布されているのを見た事もある。
しかし、肝心の電話会社のHPを検索してもそのような記載が無くて、どうなっているのだろうと思っていた。
(タイランドに隣接する数カ国にはサービスを行っているが、そんなに安くも無い。また、日本には掛けられない。)
本日、改めて再検索した所、この件に関し、TOTのHPにニュースリリース(2004/10/26付け)が記載されていた。
ニュースリリースを元に、発表された新たな国際電話サービスの内容を見ると、確かに格安の料金設定となっている。
例えばタイ国内から日本国内に電話を架ける場合、007を利用すると9B/分、008を利用すると7B/分と格安で、従来(001)の約1/4と日本国内での市外電話並みとなっています。
現在契約している電話会社によっては使えない場合も有るとは思いますが、是非、お試し下さい。
使用方法はいたって簡単です。
日本の東京都内の電話番号03−3581−4321に電話を架ける場合は、以下のようにダイヤルします。
ダイヤルは、利用する国際電話会社 + 日本の国番号 + 市外番号(最初の0を除く) + 相手先番号 の順なので、国際電話会社に008を使用するとすれば、00881335814321となります。
住居に格安ホテルやゲストハウスではなく、コンドミニアムを選んだ最大の理由はインターネット用の電話回線を確保するためである。
住むだけならば格安ホテルを長期契約したほうが良いと思われるが、電話代が住居代よりも高くなってしまう。
そんな訳で、インターネット接続のための一般の電話回線を引けるコンドミニアムを選んだのであるが、電話回線の契約や引き込みに長時間かかってしまう。
そこで、コンドミニアムの管理人に相談したところ、同じコンドミニアムで使用していないTOTの電話回線を持っている住人がいるとの事。
早速管理人にお願いし、使用権を譲ってもらうことに。
新規で回線を引くには1回線3,350バーツ掛かるようであるが、請求されたのは6,000バーツ。
ちょっと高いなと思ったが、数日後には電話が開通。
かなりラッキーであった。
なお、受け取った書類は”サイン済みのIDカードのコピー”、”サイン済みの住民票のコピー”、”サイン済みのTOT電話回線に関する委任状”である。
これらの書類が揃っておれば、いつでも自分名義に変更することが可能である。
<2003/10/22 追記>
電話料金の支払いは、電話回線の名義人の所に行った請求書を管理人が受け取り、それを元に名義を借りている(電話を利用している)人たちから集金して一括して電話局に納付することになっている。
しかし、名義人が不在などの理由により管理人が集金することが出来ずに納付が遅れて回線が切られるトラブルがたびたびあった。
そこで面倒であるが、電話回線の名義を自分に変更することにした。
チェンマイイミグレーションに行って在住証明書を貰い(写真、コピー代、手数料で合計616バーツ)、チェンマイ市役所で印紙を購入(10バーツ)してTOTの電話局に行って手続きをした。
ところが、書類がすべて揃っているはずなのに名義変更が出来ないとの事。
タイ語が殆ど出来ない自分は友人に電話をして翻訳してもらったところ、名義変更をするにはワーキングパーミット(労働許可書)が必要であるとの事であった。
結局、TOTの場合はnon-immigrant visa-O-Aやnon-immigrant visa-Oでは、本人名義での電話回線を引くことが出来ないということである。
請求書の送付先変更用紙を貰ってトボトボと帰る羽目になってしまった。
<2004/08/30 追記>
ADSLによるインターネット環境がどうしても欲しくなり駄目もとでTT&Tのサービスセンターへ行ったところ、そこでは長期ビザ(non-immigrant visa-O-A)とタイ国内で取得した運転免許証の提示のみで電話回線の新規契約が可能でした(ワーキングパーミットや居住証明書は不要)。
TOTのADSL施設は既に加入限度数を超えた為に加入募集は当面行われないとの情報が入り、かつ、現在使用しているTOTの回線は他人名義なので色々なサービス変更を行う際に名義人から承諾書をもらわなければならないので非常に面倒である。
また、TOTで外国人が電話回線の利用を申し込む場合はワーキングパーミットが無ければだめと軽く断られたが、TT&Tの場合は長期滞在ビザがあれば電話回線の利用を申し込むことが出来るとの話を聞いた。
そこで、先月末、TT&Tのサービスセンターに行って新規電話回線とADSL利用の申し込みについて聞きに行った。
本来はADSLのサービス提供状況を聞きに行くつもりで行ったのだが、その場で電話回線の新規申し込みとADSLの契約をし、帰りには新しい電話機(無料)とADSLモデム(プロモーション価格で1,000バーツ)を持って帰る事になってしまった。
なぜか知らないが、公衆電話のテレフォンカードも買わされて税込み総額(ADSLモデムも含む)で約4,400バーツ。
電話回線の工事は9/3に行い、ADSLの工事は9/6に行うとのこと。
ADSLを申し込んだ時は、どちらかといえば衝動買いのような物なので、利用するプロバイダーやサービスコース(回線速度など)をまったく考えていなかった。
ADSLサービスを申し込んだ後で、家で色々なプロバイダーを検索して1,000バーツ前後のサービスを探し、本日再びTT&Tのサービスセンターを訪れた。
その結果、思わぬことが判明した。
なんと、ADSLを申し込んだ時点でプロバイダーがセットのサービスに入っていた(プロバイダー料金込みで999バーツ)との事。
この金額は、本当に格安料金です。
但し、メールアドレスは貰えずHPのサービスもありませんが、私は元々日本でレンタルサーバーを借りており、そのサーバーでメール送受信やHPを開設しているので全く問題ありません。
サービスパッケージ内容は以下の通り(詳細はここを読んで下さい)。
問題は、1回線を32ユーザーで共用するという点。
競合した時には遅くなるかも・・・
<2004/09/06 追記>
電話回線の工事が1日遅れる等のトラブルがあったが、本日予定通りADSLが開通した。
早速、日本国内のADSL速度測定サイトにて回線速度を測定した所、550Kbps〜750Kbpsもの速度が出ている。
日本のADSLと比較したらとてもかなわないが、自分としては今までの10倍以上の速度が出て大満足である。
ちなみに、タイ国内のADSL速度測定サイトでは、970〜1,600Kbps程度の速度が出ています。
21:00頃に再度回線速度の測定をしてみた。
今度は220Kbps〜350Kbps前後。
やはり回線を共用しているので、他ユーザと競合すると遅くなるようです。
<2004/12/06 追記>
ADSLの接続設定で苦労している日本人がいるという話を聞きました。
私の場合のADSL接続設定方法を公開しますので参考にして下さい
<2005/05/25>
最近ADSLの回線速度が極端に遅いと感じることが多くなった。
その為、約1日掛けて回線速度を実測してみた。
その結果、遅い時はアナログダイヤルアップ接続よりも遥かに遅い18Kb/Sという信じられない速度。
詳細は、チェンマイ ADSL回線速度調査結果を参照して下さい。
チェンマイでは、ADSL接続してもなかなか期待の速度は出ていません(回線が混んでいる為に)。
以前からインターネットにてラジオ放送や動画の日本語ニュースが見れることは判っていたが、回線速度が遅い為にとても聞いたり見たり出来る状況ではなかった。
その為、日本語でニュースを見るには有料ケーブルテレビのNHKか、食事代よりも高価な衛星通信による日本語新聞を購入しなければならなかった。
しかし、ADSL回線が開通したことにより、インターネット経由で色々な情報をマルチメディアにて得ることが出来るようになった。
早速試した所、音声が途切れたり動画の動きがぎこちない等という事はなく、ストレスなく視聴することが出来ました。
チェンマイから利用できる、マルチメディアの日本語情報サービスのリンク集を作成する予定ですので、これからADSLを導入される方は参考にして下さい。
<2005/05/25>
最近は、動画の画像はしょっちゅう停止し、インターネットを使った通話(電話)は音声がブツブツ切れて使い物にならない状態。
他社のサービスはどうかわからないが、CATのインターネットでは動画や音声は深夜しか見たり聞いたり出来ません。
本日インターネットを検索していたら、世界最小USBメモリ型モバイルIPフォン アィムフォン(ImPhone)という記事が目に付いた。
その記事を読めば読むほど、画期的な製品だと感じた。
機器仕様詳細や形状、購入等はここをご覧になって下さい。
私も欲しいが、チェンマイでは購入出来ない ・・・ (ーー;)
どなたか購入して試された方は、是非、結果をお知らせ下さい。
注.
外国から同一国内(例えばタイ国内からタイ国内)への固定電話や携帯電話への通話料金は高く付くと思われます。
ご注意下さい。
<2005/12/17 追記>
やっとアイムフォンを入手して使ってみました。
結果は予想どうり最悪。
詳細は、超格安インターネット電話、ImPhone(アィムフォン)を使ってみたを見て下さい。
Last update : 2022-07-18T19:42:47+09:00 (Monday)