チェンマイのマーケットで見かける果物を紹介(個人的なコメントも大分ありますが)します。
タイトルは、日本語名又は英語名で表記し、その下にタイ語、発音記号、及びタイ語のカタカナ表記を記載しています。
また、発音記号とカタカナ表記にはタイ語の音声ファイルをリンクしており、環境が揃っていれば、タイ語の発音記号かカタカナ表記をクリックすることによりタイ語の発音を聞くことが出来ます、
なお、果物は季節ものなので、徐々に増やしていきます。
<2003/07/23 追記>
果物の価格について記載しているものがありますが、今後は特別な場合を除いて記載しないことにしました。
なぜなら、同じ果物でも時期と種類で大幅に値段が変わるため、私の記事を見た人が異なる時期に同じ果物を買ってボラレタと勘違いし、不愉快な思いをされることを防ぐためです。
たとえば、マンゴーに関して言えば、マーケット(市場)でも季節により1Kg当たり10バーツ〜90バーツ近くまで価格が変動します。
チェンマイ市内では、屋台、マーケット、デパート等どこで購入しても値段が2倍以上異なるということはありません。
バンコク郊外にある、観光名所の水上マーケットなどは別ですが(ここでは私も大分ぼられました)。
<2004/06/21>
リンクしているタイ語の音声ファイルを全面改訂しました。
以前の1.5倍くらいの容量となりますが、雑音の少ないクリアな音声となっています。
<2005/04/27>
発音記号の追加と、タイ語のカタカナ表記見直し。
ページ内目次
อโวคาโด
ア・ウォ・カドゥ
タイランドで出回っているアボカドは、国内で生産されているものと輸入ものがあるらしい。
友人の話では、国内で生産されたアボカドの実は大きく、輸入されている種類の実は小さいとの事。
左の写真は、むろんタイランド産である。
アボカドはその高い栄養価から原産地中南米では「命の源」として珍重され、色々な世界記録を掲載している「ギネスブック」では、”世界一栄養価が高い果物”として認められている。
高脂血症や動脈硬化、高血圧症にもよく、さらに老化防止の作用もある。
自分もこれから毎日食べよう・・。
สตรอเบอรี่
/ สตรอร์เบอร์รี่
サトローブリー
タイ語の名前からも判るように、イチゴはもともとタイにはなかったらしい。
でも、このイチゴはチェンマイで生産されたようである。
イチゴはビタミンCが非常に多く、10粒ほどで1日に必要なビタミンCが摂取できるとのこと。
自分のような喫煙者には最適な果物である。
ฝรั่ง
ファラン
表面がちょとゴツゴツとした林檎に似た形状の果物である。
ファランとはタイ語で”西洋の”とか”白人”という意味も持つ。
したがって、この果物は西洋(多分アメリカ)からきたと思われる。
私は日本では好んでグアバジュースを飲んでおり、こちらに来てマーケットでグアバを見つけた時に早速買おうとしたが、なんとなく美味しそうでなかったのでその時は取りやめた。
後日、再び見かけたのでHPのネタ作りのために購入。
家に持ち帰って生のままガブリと試食した、が、思わず”なんじゃ!これは!”と呟いてしまった。
日本で飲んだグアバジュースとはまるで異なる味と食感。
たとえれば、汁気のほとんど無く味の薄い未熟の林檎のよう。
ジュースは別として、グアバの生食はとてもお勧めできない。
มะพร้าว
マ・プラーオ
左の写真で椰子の実の一部が黒いのは、焙った為である。
ココナツ椰子の実は、生よりも軽く焙った方が青臭さが取れて美味しさが増す。
チェンマイに来たら、ペットボトルのミネラル・ウォータではなくココナツ椰子の実を是非どうぞ。
เชอร์รี่
チューリー
これもチェンマイで見かけるとは思わなかった。
日本で生産している品種とはまったく別のもので、いわゆるアメリカンチェリーらしい。
味はどうか判らない(食べていない為)が、1袋10バーツ(日本円で約27円)。
日本のサクランボも、この位安ければ思いっきり食べる事が出来るのだが・・・
ミネラルとビタミンがまんべんなく含まれており、疲労回復や美肌作りに役立ちます。
ละมุด
ラ・ムッ
この果物は比較的年中出回っているが、本来のシーズンはミカンと同じ時期(乾季)である。
舌触りはややザラリとしており、種のつき方や味は柿に似ている。
樹皮を傷つけて得られる液を煮つめたものをチクルといい、チューインガムの基剤として使われる。
ส้มโอ ソム・オー ザボンは日本でも栽培されているが、こちらのとは品種が異なるらしい。 皮が硬くて剥くのがかなり厄介である。 もしザボンを買うのなら、皮が剥かれてラップで包装されているものをお勧めする。 暑いときの水分補給に最適。 下の写真は、マーケットで売られていた皮が剥かれているザボン。 お値段は見ての通り、10バーツでした。 旬になれば、おそらくこの半値ぐらいになると思います。 |
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สละ サラ 蛇の鱗のような甲羅で囲い、かつ、細長くて脆い棘をびっしりと身にまとっている。 全体的な印象は下記のサラかと非常に似ているし、香りも同じような香りである。 多分、サラカの品種改良版だと思われる。 見た目が悪いうえにかなり独特な香りがするが、デパートの果物売り場でも持ちやすいようにパッケージされて売られており、かつ、他の果物と比較してかなり高値である。 それらから判断すると、タイでは高級な果物らしい。 棘が密集していかにも固そうな殻は、すこぶる簡単に手でむくことが出来る。 見た目は硬くて怖そうな外観だが、果肉は甘くて柔らかく果汁も結構ある。 人間の女性ホルモンと類似した成分が含まれている(と、テレビを見た知人が話している)ので、更年期障害の女性には良いかもしれない。 |
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ระกำ ラ・ガン 蛇の鱗のような甲羅で囲い、かつ、小さく硬い棘をびっしりと身にまとっている奇妙な果物は、サラカヤシという椰子の一種の実である。 英語圏では外観からか、スネーク・フルーツ(Snake fruit)と呼ばれている。 見た目が悪いうえにかなり独特な香りがする。 殻(外皮)は上記のサラと比較するとかなり剥き難い 果肉は柔らかく、果汁もあるがサラと比較するとかなり酸味が強い。 酸っぱいものが好きな人は別として、食べやすさからもこれよりは上記のサラをお勧めする。 |
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กระท้อน グラ・トーン 触ると半分乾いた桃の実(あるいは、ビロード)ような肌触りがする、ソフトボール大の丸い果実。 あまり見栄えがしないが結構高価な果物で、私が購入した時は1個20バーツもした。 果肉は柔らかく、食べるとほのかな甘みと酸味、さらにかすかな渋みがあり、皮に近づくほど酸味が強くなる。 種の周囲に厚さが1cm.位のまるでクリームを思わせる食感の部分があり、この部分はとても甘くて美味しい。 しかし、とても柔らかいにも拘らずとても強靭で、歯で噛み切ることは出来ない。 結局、種を長時間しゃぶっている事になる。 なお、果肉が空気に触れると短時間で茶色に変色してしまうので、皮を剥いたら早めに食べること。 |
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น้อยหน่า
ノーイ・ナー
果実の表面にある多数のいぼいぼが仏像の頭に似ていることから、一般的に釈迦頭とか仏頭実と呼ばれている。
正式な名前は、蕃茘枝と言うらしい。
沢山の果実が集まって1個の果実を形成している集合果で、大きさが野球のボール位の丸い果実。
表面のいぼいぼを手で剥くと簡単に皮を剥くことが出来、また、果肉には小粒の種が沢山あるが食べるのに邪魔にならず非常に食べ易い果物である
私にとって最大の問題は、甘すぎること。
初めて食べたときは、砂糖菓子を食べているのではと思ったほど。
食感も、果肉の表面のざらつきが砂糖をまぶしている様に感じられた。
まるで、天然の砂糖菓子である。
香りが良く非常に甘いので、甘党の人たちには堪えられない果実の一つ。
ขนุน カヌン ジャックフルーツの実は左の写真からも判るように、非常に大きくて人間の頭の2倍ぐらい(重さは数十Kg)のものもある。 その為であろうか、ジャックフルーツの実は枝ではなく、木の幹から直接生えている(もし枝に生ったら、実の重さで枝は折れてしまうであろう)。 その大きな緑色の実の固い殻を割ると、左下の写真のような黄色い果肉がぎっしりと詰まっている。 この果肉の一つ一つに種が1個入っている。 但し、種も食用になるので、普通売っているジャック・フルーツは種が取り出されている。 味はアッサリとして、サクサクとした歯ざわりである。 |
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แตงโม
テーング・モー
チェンマイでフルーツの盛り合わせを注文すると、必ずと言ってよいほどスイカが入っている。
これは、暑気払いや夏バテ防止に効果があるからだと思う。また、利尿効果があり腎臓病や妊娠時のむくみによい。
市場では丸ごとのは当然として、写真のように二つ切り、四つ切りなどでも販売している。
なお、チェンマイでは乾燥したスイカの種を食用として売られているのをよく見かける。
これは種を採取する専用の品種からとった物らしい。
แอปเปิ้ลสตาร์
エップン・スター 又は
แอปเปิ้ลไทย
エップン・タイ
形も大きさも、野球のボールぐらい。
横に切ると中心部に星型の模様が有るのでこの名前がついたらしい。
チェンマイでの名前が英語名なので、この果物はもともとはタイになかったようである。
美容や便秘に効くとのこと。
มะเฟือง
マ・ファン
一見、ガラス細工のようにも見える光沢のある果物。
形状をよく知ってもらうために2個の果実を異なる向きに置いて撮影した。
英語、及び中国語の名前の由来が見てもらえればすぐに分かると思う。
撮影後に生で試食したが、私にはとても美味しいとは思えなかった。
しかし、中国では心臓病に良い果物として知られている。
良薬、口に苦しかな?
バー・ビアの女の子に用途を尋ねてみたら、薄切りにして化粧のパックにも使うとの事。
また、砂糖で煮込んだり料理の食材等色々な事に使われるらしい。
タイランドで取れる果物にしては結構高価で、私は撮影用に2個だけ購入しました(デパートの食品売り場で)。
มะขาม
マカーム
タマリンドはマメ科の植物の木で、写真のような実がなる。
実は固くて脆い殻に包まれており、殻を割ると種がある。
その種の周りに赤黒い果肉がついており、その果肉をかじると、干し柿のような味がする。
食べるところは殆ど無いのだが、チェンマイの友人は大好きらしい。
日本のお土産にと、何回も勧められた。
ただ、お土産に勧められたのはこの写真よりも5〜6倍も長い実で、英語でSweet Tamarindと記載されていた。
แก้วมังกร ゲーオ・マンゴーン タイ語の名前を直訳すれば”竜の玉”。 確かに見た感じ、そんな気がする形状である。 果実を半分に切ると、切り口はスイかのような感じがする。 果肉は白い色と赤い色があり、赤い色のほうは品種改良されたものらしく値段も高い。 とてもみずみずしく、ゴマ粒のような種がシャリシャリとて美味しい。 また、そんなに甘くはないので、甘いものが苦手な人でも大丈夫。 下の写真は、皮をむかれてすぐに食べられるようにして売られていたドラゴンフルーツ。 ちょうどドラゴンフルーツ1個分で、これで10バーツです。 ちょっと割高ですが、私のように一人で生活をしている人にはこれで十分です。 Kg単位で安く買っても、結局は腐らしてしまうので・・・ |
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ทุเรียน ツゥ・リヤン フルーツの王様(あるいは魔王)とも呼ばれるドリアン。 果肉はクリーム状で甘く、タンパク質、脂肪、ミネラルなどをバランスよく含んでおり、果物であるにもかかわらず強精の食べ物である。 日本でも買うことはできるが、非常に高価(1万円程度)で庶民の手にはなかなか入らない。 ここチェンマイでは、手軽に買う事はできるが、たいていのホテルは持ち込み禁止となっている。 それほど強烈な独特のにおいがする(特に食べ終わった種などを放置すると)。 また、お酒を飲みながら大量に食べると、死んでしまうとの話もよく聞く。 安いからと言って食べ過ぎず、ほどほどにして下さい。 なお、買う場合は、下の写真のように固い辛から取り出された状態のものを買う事をお勧めする。 軽く押して、耳朶のような硬さのものが食べ頃。 ドリアンにも色々な種類があり、よい銘柄を的確な時期に食べないとその良さが判らないと言う。 初めての人は、詳しい人に尋ねて選ぶことをお勧めする。 |
สาลี่
サーリィ
このナシはおそらく中国からの輸入物だと思われる。
食べていないので味は判らない(マーケットでは1Kg単位で売っているので、本当に好きなものでないとなかなか買えないので)。
値段は95円/Kgでした。
สับปะรด
サポロッ
今では日本でも気軽に食べることが出来る果物だが、数十年まえは、バナナとともに憧れの果物であった。
この写真のパイナップルは、日本でよく見かけるパイナップルよりも小型種である。
また、大きさも結構ばらつきがあった。
日本の場合は見栄えが第一なので、輸入(あるいは出荷)する時点で不ぞろいなのは取り除かれる。
形よりも味が第一だと思うのだが・・・
タンパク質分解酵素が消化を助け、食物繊維が便秘を防ぐので、タイランドに旅行に来てお腹の具合が悪くなった方は整腸剤としてお勧めします。
なお、タイはパイナップルの生産量、輸出量共に世界一だそうです。
กล้วย
クルァィ
私が幼かった頃は夢にまで見たバナナ。
1本のバナナを兄弟3人で3等分して食べたこともあった。
今は日本でも最も安い果物の一つとなり誰も振り向きもしないが。
ここチェンマイでは、生食としてよりも料理の食材として多く使われ、油で揚げたり、焼いたり、蒸したり、あるいはシロップに漬けたりと色々な調理をしている。
また、お菓子の原料としてもよく使われている。
なお、この市場では枝に付いたままのバナナが売られていた。
มะละกอ
マラゴー
タイランドのパパイヤは味の良さで定評が有るようであるが、あの特有の香りが嫌いな為に自分はあまり好きではない。
しかし、好きではないと言っても結構食べていることになる。
未熟のパパイヤは、色々な料理の食材として色々使われているからである。
なかでもでも有名なのはソムタム。
ソムタムのベースとして、細くささがきにした未熟のパパイヤが必ず使われている。
タンパク質分解酵素が含まれているので、肉類と一緒に食べると消化が促進される。
しかし、チェンマイの市場で丸ごとのパパイヤを見るまで、持ち運ぶのに両手で抱えなければならないほど大きいものとは知らなかった。
ปรอท / มะปราง
パロー / マプラーン
マーケットを歩いていたら、ちょっと大き目のグミのような果物が目についた。
それが、左の写真。
赤と緑の実があるので、完熟したのと未熟な実かと友人に尋ねたら、全くの別物だと言う。
赤い色の実が”パロー”という名前の果物で、味は甘酸っぱいとの事。
緑色の実は”マプラーン”という名前の果物(日本語ではアカタネノキというウルシ科の実)で、甘い味のものと酸っぱい味の2種類があるとの事。
ชมพู่
チョンプー
見た目は、ピーマンに似ている。
食べて見るとサクサクとした歯ごたえでかすかに甘酸っぱい。
リンゴのように硬くなく、食べやすい。
ちょうど味の薄い梨のような感じである。
右側の緑色の実は在来種で、左側の赤いのは最近開発された品種との事。
値段も、在来種の1.5倍ぐらいする。
องุ่น
ア・グン
日本ではブドウはごく一般的な果物の一つだが、タイでは比較的最近栽培し始めたようである。
この写真のブドウは、多分チェンマイ付近で取れたものだと思われる。
日本のブドウは果実がまん丸な形状のものが多いが、こちらのブドウは楕円形の形状が多い。
果物のブドウの味は別として、タイランドで作られている葡萄酒(ワイン)はとてもお勧めできない。
非常に甘ったるくて完全にタイ人好みのワインとなっている。
มะม่วง マムアン 豊富なビタミンCとカロテンでがんを予防する世界三大美果の一つ。 日本国内で販売されているマンゴーは、殆どが下の写真のような完熟したマンゴーであるがここチェンマイのマーケットでは上の写真のような完熟していない青いマンゴーのほうが多く並べられている。 これは、マンゴーを料理の食材として使用することが多いことも理由の一つだが、チェンマイの人々(特に女性)は未熟のマンゴーを好んで食べるのである。 完熟した実は甘くて柔らかく、また果汁もタップリ含んでいるが、未熟のマンゴーは固くて酸味があり美味しいとは言い難い。 なんでこんな物を好きなんだろうと思っていたが、最近は未熟のマンゴーの味が判るようになって来た。 未熟なマンゴーを薄く切って唐辛子を付けて食べると、不思議なことになんともいえない甘みが出てくるのである。 また、食感もよく食べ飽きない。 ナンプラーと唐辛子を混ぜたものを付けて食べても美味しい。 最近は バー・ビアへ持参し、お酒のつまみとしています。 タイランドに来たら、是非一度は試しに食べてみてください。 |
มังคุด マンクッ 世界三大美果の一つで、トロピカルフルーツの女王と言われるマンゴスチン(マンゴスタン、マンギス)。 暗紫色の柿に似た形の果実で、あまり見栄えはしない。 しかし、厚い外皮を剥くと写真のように真っ白い清楚な果肉が現れる。 果肉はクリーム状で芳香があり柔らかく、適度な酸味と上品でまろやかな甘味は、まさに女王の名にふさわしい。 更に、美味しいだけでなくコレスチロールを下げる効果があるので動脈硬化症にもよいという。 外皮にはタンニンが多く含まれ、その殺菌作用のためかインドネシアなどでは粉末を万病の薬として用いられているとのこと。 また、インド更紗の染料の原料ともなる。 そのため、外皮の汁が服に付くと落ちなくなるので御注意。 |
ส้ม
ソム
日本の冬に当たる乾季は出回る果物の種類が少なくなる。
その時に幅を利かすのがこのミカン。
道路わきのあちこちに、ミカンを売っているお店が立ち並ぶ。
まるで、日本によくある果物の産地直売店のような感じである。
お味のほうは、残念ながら日本のように甘くはない。
しかし、屋台などで売られている純度100%のオレンジジュースは最高。
ลูกหว้า
ルクワー
マーケットを歩いていたら、黒光りしている黒豆のようなものが見えた。
近寄ってよく見ると、黒ではなくて非常に濃い紫色。
大きさも、黒豆よりは大分大きい。
タイの友人に何かと尋ねたところ、フルーツとの返事。
売り場のおばさんに一言断って、試食してみた。
実の中には大きめの種が1つ入って、種の周囲を齧るような感じで食べる。
思ったよりは柔らかかったが、結構酸味が強く、ほのかに苦味も感じられる。
残念だが、私にはそんなに美味しいとは思われなかった。
แคนตาลูป
ケンタループ
チェンマイでメロンといえば、左の写真のが主ではなかろうか。
デパートの果物売り場では”××ケンタループ”と言って色々な種類が出回っていたが、市場ではこれ以外のメロンを見かけない。
メロンはアデニシンという血栓を出来にくくする成分が含まれ、動脈硬化症や脳卒中の予防効果があると言われている。
中高年の人(私も含めて)は、大いに食べよう。
ท้อ
トーォ
タイ語では、”意気消沈する”という意味を持つ。
これは、中国語での発音をそのままタイ語で書いたが為に、偶然あまり良くない意味を持つ単語と一緒になったのであろう。
この写真の桃は、日本で見かける一般的な桃よりもだいぶ小ぶりである。
味のほうは食べていないので良くわからないが、桃独特の馥郁たる香りが漂っていた。
今度機会があったら買って食べてみようと思うが、市場では小売をしてくれないのでデパートで買わなければならない。
ลิ้นจี่ リンチー かの楊貴妃が好んだことで有名なライチ(レイシ)。 原産地は、中国の華南。 中国ではこれを食べると精力が付くと言われている。 果実は下の写真のように乳白色で多汁、ゼリー状で甘く、多少酸味がある(特に未熟の場合は)。 また、独特の香気がある 皮は手で簡単に剥く事が出来てとても食べやすい。 大きさはピンポン玉ぐらいの大きさであるが、種が大きいので果肉そのものは意外と少ない。 この果実のシーズンは非常に短く、出始めてから2〜3週間ぐらいで見かけなくなってしまう。 タイランドに住んでいても、名前だけは知っているが食べたことのない人も意外と多いのでは・・・ 注1.この写真はチェンマイにて2003/05/18に撮影しました |
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มะนาว
マナーォ
かなり酸味の強いかんきつ類で、そのまま食べることはあまりなく、せいぜいジュースとして使われる位である。
一番用途が多いのは、料理の調味料。
屋台などには小さな壷の中にライムと唐辛子の入ったナム・プラーが必ずと言って良いほどおいてある。
また、色々な料理には半切りにしたライムが付いてき、好みによってライムの搾り汁を掛ける事が出来るようになっている。
なお、タイランドではライムのことをレモンとも呼んでいる。
レモンは輸入しているために値段がべらぼうに高く、これをレモンの代用品としている。
タイランドでレモンジュースを注文すると、実際はこのライムのジュースがきます。
後、最近はあまり見かけないが、防臭剤として男子用のトイレなどに半切りにしたライムをよく置いてあった。
最近は化学薬品の樟脳に取って代わられているが。
เงาะ
ンゴ
ウニのような変わった形の果物で日本ではなかなか目にすることは出来ないが、チェンマイでは旬になるともっとも安く手に入る果物の一つである。
柔らかい髭の生えた皮をむくと乳白色の果肉が顔を出す。
味はライチに似ており、多少の酸味とサッパリとした甘味、それに芳香があり、癖のない果物なので誰ににも好かれる果物である。
ただ、難点は果肉が種から剥がれ難い事。
無理に剥がそうとすると、アーモンドのような皮が果肉に付いてきてそれが食感を損ねる。
แอปเปิ้ล
エップン
チェンマイには無いのではと思っていたが、マーケットに多量に出回っていた。
それも複数の種類のリンゴが。
どうも、お隣の中国から輸入しているようである。
このリンゴの場合、1Kgで30バーツ(約80円)であった。
当地で取れるマンゴーと同じぐらいの値段である。
ลองกอง ロンゴン ロンコンはランサートと言う果物の1品種名である。 ランサートは皮からボンドのような樹液が出て手に引っ付き非常に食べにくいので品種改良をし、ロンコンという品種を開発したのだという。 本物のロンコンは非常に高く、ランサートとロンコンの中間位の品種でもロンコンの偽者として売られているとの事なのでご注意。 果肉は、ほんのりとした甘みに多少酸味があり、ライチと似たような味である。 値段の割合には、そんなに美味しいとは思えなかった(無論個人の好みが影響していると思うが)。 |
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มะไฟ マッ・ファイ この果物はミカン科ワンピ属だそうである。 一見、ロンコンと同じように見えるが、こちらの方が一回り小さく、外皮に光沢がある。 また、ロンコンは葡萄の房のように実が生るが、こちらのほうは枝にバラバラと実がついている。 皮は爪で簡単にとることが出来る。 非常に小さな実の割合に種が比較的大きく、また、果肉はゼリーのように柔らかいにもかかわらず種にしっかりと付いている為に果肉を食べることは殆ど出来ない。 口に含んで、果汁を楽しむだけである。 果汁は多少酸味が強く、青リンゴのような味がする。 値段はロンコンよりもずっと安く、自分はこちらの方が好きである(値段だけでなく、味も)。 |
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