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インド旅行記

[写真]古代の城[写真]巨大な古代天文台の日時計[写真]仏教寺院の象の頭をした像

私がインドに行こうと思い立ったのは、出張先で食べたインド料理が非常に美味しかったからである。
それで、いつか必ず本場のインド料理を食べに行くと心に誓ったのである(ちょとオーバーかな)。
又、遺跡や仏陀にも興味があったので北インドに旅立つ事となった。

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目次

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<大道芸人>

[写真]大道芸人 ボッタクリの蛇(コブラ)使いインド(ニューデリー)に着いた当日の午後、ツアーの同行者二人とホテルの近くを散歩していた。
すると如何にもインドらしい笛の音が聞こえ、近寄ると人だかりがある。
何だろうと思って覗き込むと、ヘビ使いの大道芸人がコブラによるショーの真っ最中。
これはラッキーと思い、私たちはさっそく各々のビデオカメラにて5〜6分位撮影させてもらった。
ショーが終了すると、大道芸人の一人がこちらに近づいてお金を要求するジェスチャーをしながら何かを言っている。
当然チップを要求しているのだと思い、思いきって気前よく50ルピーの大金をあげようとした。
すると、相手は何か大きな声で言ってお金を受け取ろうとしない。
私は何を言っているか良く分からない為、同行者に聞いてみたら同行者の一人が'一人200ルピーで合計600ルピーくれ'と言っているようだとの事。
それを聞いて私は吃驚してしまうと同時に腹が立ってしまった。
600ルピー(当時で2、400円位)と言ったら、ブルーカラーの月収に近い金額である。
これでは、まるで追い剥ぎである。
しかし、相手は壁に貼ったインド語のポスター(どうも撮影料金が記載されているらしい)を指差してしつっこく要求し続ける。
結局5分くらいの押し問答の末、一人50ルピーで三人分150ルピーを支払ったがインドに着いた初日早々とんだ目に合ってしまった。
全く不愉快である。
後日、異なる場所で猿使いの少年に合った。
この時も撮影後に少年の父親らしき人が近づいてチップを要求されたが、10ルピーあげるととても喜んでくれた。

<早朝の寺院前庭>

朝、宿泊しているホテルの部屋から窓の外を眺めたら、近くにかなり大きな寺院が見えた。
朝食前に写真でも取ってこようと、一人で寺院の前まで行ったらびっくり!
何と、寺院の前庭に2〜300人位の人々が野宿しているではないか!
しかも、私が寺院の前庭に差し掛かると、”お金をくれ”とか”ガイドはいらないか”などと口々に言いながら私の周りを十数人の人たちが取り囲んでくる。
とてもじゃないが、写真を撮るどころではない。
ほうほうの体で逃げ帰ってきたが、これが朝でなく夜だったらと思うと…

<ホテルのランチボックス>

ホテルを出て列車で移動する時、ホテルで作った大きなランチボックスを受け取った。
何が入っているかお楽しみ。
昼食時になり、随行のガイドは列車内で作っている駅弁に相当するランチを取った。
見ると、ライスと2種類のカレー、ヨーグルト、フルーツ等がアルミの弁当に入っており、なかなか美味しそう。
我々は、ホテルで作ってもらったランチボックスを期待しながら開けた。
何と、大きな箱の中身はハンバーガとフルーツのみ。
私は元々ハンバーガ類は好きでないのに、インドでハンバーガなんてとんでもない。
私はガイドにクレームを付け、ランチを交換(交換した弁当は思った通り美味しかった)してもらった。
食事の後,同行ガイドに「以降、ホテルで作るランチボックスは要らない。インドの一般の人が食べる食事にして欲しい」とお願いした。
すると、同行した二人も同じように頼んだ。
その結果、私は本場のインド料理を堪能できたが、同行した一人は下痢に悩まされてしまった。

<ホテルのエレベータ>

ニューデリーの立派なホテルでの事。
私は一人でエレベータに乗り、ふとドアの外を見るとこちらに向かって向かって誰かが歩いてくる。
すると、エレベータのドアが閉まりかけたので、私は思わず手でドアが閉まるのを止めようとした。
ところが、ドアはそのまま私の手を挟んで閉まってしまった。
通常の日本のエレベータは、閉まるドアが何かにぶつかったり挟んだ場合は安全装置が働いて自動的開くが、インドの高級ホテルのエレベータには安全装置が無かったのだ!!
ドアを開くボタンを押そうにも、位置が悪くてなかなか手が届かない。
しかも、先ほどの人はエレベータに乗ってこない。
散々苦労してやっとドアを開ける事が出来たが、もし、首でも挟まれたらと思うと… (^_^;)

<日本料理レストラン>

北インドを回って、再びニューデリーに戻ってきた。
今日の昼食は、日本大使館近くの有名な日本料理レストランで食事をすると言う。
さすがの私もちょとお腹の具合が悪くなり、日本料理もいいなと喜んで行った。
ところが店に入ったらちょっと不安。
店内の装飾が、日本と言うよりむしろ中国に近い。
飾ってある絵画はどう見ても古代中国女性の絵である。
取り敢えずメニューを見ると、間違いなく日本語で日本料理のメニューであった。
一安心し、お腹の具合が悪いのでさっぱりした冷奴を注文する事にした。
しばらくして、注文した料理が私たちのテーブルに運ばれてきたが、私の頼んだ冷奴が無い。
ガイドを通して冷奴が来ていないと言ったら、ウェートレスがこれが冷奴ですと指差した。
確かにそれは豆腐に間違いないが、私が見るにどう見ても冷奴でなく豆腐の味噌田楽である。
でも、これが当店の冷奴ですと言われては話す事の出来ない(一応ガイドがいるのだが)私としてはどうしようもなく、やむを得ず我慢して食べる事とした。
ところがまずい!!
味噌の中にナッツが入っており、少し甘いのだが私は元々甘いのはだめである。
しかもお腹の調子が悪い時に、この様なものはとてもじゃないが食べられない!
結局2口だけ食べ、後はビールを飲んで我慢する事にした。
大使館近くの有名だと言う日本料理レストラン(店の名前は忘れました)、もし、皆さんが行かれる時は料理の内容を確認したほうがいいですよ!

<インドでのフルーツの食べ方>

[写真]インド 駅構内の売店風景列車を駅の構内で待っていたら、フルーツの切り売りをしている売店が有った。
見に行ったら、メロンの様である。
金額は忘れたが、とても手頃な値段だったので身振りで買うことにした。
切ったメロンを植物の葉に載せる。
それを受け取ろうとしたら、メロンの上にいきなりコショウを白くなるほど振り掛けられた。
一瞬唖然としたが、他の人のを見ると同様にコショウを振り掛けた物を食べている。
これがインド風の食べ方なのかなと納得して、皆の待っているところへ戻った。
買ってきたフルーツを同行した人たちに進めた所、お腹をこわすから嫌と言って食べてくれない。
同行していた現地人のガイドにも進めたが、何と、同じくお腹をこわすからと断られた
結局自分一人で食べたが、少なくとも数日間は大丈夫だった。

<寝台列車にて>

[写真]駅の構内を散歩する牛アーグラーからジャイプルへ移動する時、パンフレットでは飛行機を使用する事になっていたが席が取れなかった為(本当かな?)寝台列車となった。
同行した人たちは口々に文句を言っていたが、私は寝台列車の旅もまた趣が有っていいかなと内心喜んでいた。
駅のホームで待っていたら、銃を携えた兵隊さんが10人前後やってくる。
どうしたのかとガイドに尋ねたら、政府の高官が同じ寝台列車に乗るとの事。
兵隊さんはその護衛と言う訳である。
さて、夜も更け疲れも有って早めに寝ていたところ、途中駅で乗り込んできたらしいグループの馬鹿騒ぎで目が覚めてしまった。
なんて非常識な奴等だと思っていたところ、グループの一人にいきなりカーテンを開けられた。
吃驚して起き上がると、中年のオバサンが私に向かって GET OUT! と怒鳴る。
何事かと思っていると、オバサンは早口の英語で、かつ、大声で次々とまくしたてる。
私もいい加減頭に来たので、何を言っているか解らないからもっとゆっくり話せと怒鳴ってしまった。
そうこうしていると、いきなり3人の兵隊が銃を持って駆けつけてきた。
ホームで合った政府高官の護衛である。
夜中に大騒ぎしているので、何事かと様子を見に来たようである。
その兵隊さんを見てオバサンはビックリし、怒鳴るのをやっと止めた。
で、話を聞いたところここは私の席だからおまえは出て行けと言う。
まずい事に私たちのチケットはガイドが一括して持っており、そのガイドはどの車両に乗っているのか判らない。
でも、席に着く前にガイドからチケットを見せてもらって確認していた為、ここは間違いなく自分の席だと言い切る。
これでは水掛け論になる為、オバサンが持っていたチケットを確認したら・・・ オバサンの席は上段の寝台であった。
するとオバサンは謝りもせずにさっさと自分の寝台に入って行った。

ふざけるな!!

この辺が白人優越主義なのかな・・・
私は単なるチビのアジア人と思って完全に馬鹿にされているようであった。

<タージ・マハールにて>

[写真]インド タージ・マハール全景タージ・マハールは本当に夢のような建物である。
私は、アーチ型の大門の下から早速ビデオカメラで撮影をはじめた(カメラを中にもって行く事は出来ない)。
すると、私の腕を引っ張る人がいる。
何かと思ったら、撮影するなら向こうからの方が良いとジェスチャーで示す。
私は、ありがとうと言ってその場所まで移動し、撮影を再開した。
撮影を終わり、カメラを門の番人に預けに行こうとするとさっきの人がお金をくれと言う。
撮影をするのに良い場所を教えたのだからと。
しかたがないので、5ルピーの硬貨を上げようとしたら少なすぎると言って受け取らない。
たかだか撮影する場所を教えただけでとんでもない奴だと思い、5ルピー硬貨を彼の前に放って帰ってきた。
ちょっと歩いた語に振り返ると、硬貨は消えていた。

観光地には、この手の輩が非常に多い。
ほとんど何処の観光地にもいるので、あまり関わり合いにならない方が良いと思う。

<お土産品を値切ったら・・・>

インドでは、小さな子供達がお土産品を持って観光客に売り歩いている。
それが、非常にしつっこい(生活がかかっているから必死である)。
ある時、大理石と貴石で作った小さな象の彫り物をどうしても買わなければならないような状況に(^_^;)。
この様な場所では値切って買うのが常識。
しかし、10個まとめて買うからと値切ったがほとんど値下げしない。
そこで、12個なら今の言い値で買うと言ったところ交渉が成立し、別の袋に彫り物を2個入れてよこした。
私はお土産品をカバンの入れ、やっと開放されて観光を続けた。
ホテルに帰って、お土産品を包装し直そうとしたら・・・
別の袋に入っていた彫り物は脚が折れているのと、鞍の部分の貴石がはがれている不良品であった。

同じ様に、トルコにて道端のお土産屋から安い義理のお土産を多数購入したら1割以上が壊れていた。
お土産を買う時は、必ず一個一個確認してから買いましょう(西洋人はどんな安物でもしっかりと手に持って確認してから購入していました)。

<聖なる河ガンジス>

[写真]小船の漕ぎ手私がインドに行った時は雨季だったので、ガンジス河は濁流だった。
水の勢いが強く、上流からたくさんの水草や折れた木の枝、その他諸々の物が流されてくる。
まるで日本の台風直後のよう。 そのような状態の川を手漕ぎのボートに乗ってさかのぼったが、漕ぎ手二人で必死に漕いでもなかなか進まない。 舵取りも応援してやっとの思いで上っていったが、いくら商売とはいえ非常に気の毒に感じた。
[写真]ガンジス河で身を清める人々]川岸を見ると、濁流で泥水のような水に入って水浴をしている人々が大勢いる。
彼らにとっては体を洗うのでなく、聖なる川で体を清めるのが目的だから水が濁っていても気にならないのだろう。
そんな光景を見ながら更に進むと、川岸で火葬をしている。
死んだ後に火葬された後の灰を聖なるガンジス河に流してもらうのが最大の望みだと言う。
その為、死期が近づいたお金持ちの人は死者の宿と言われている所に集まってくるのだそうだ。
私はその光景を失礼にならないよう遠くから望遠にて撮影をした。
ところが同行した学校の先生と言う人は、真近なってからボートから立ちあがって堂々と写真を撮り始めた。
これには私もビックリ!!
一般的に何処の国でも葬儀の時に外国の観光客から見世物のように写真を撮られるのは嫌われる
エジプトでは観光客がベールを被った女性の顔を写真に撮り、怒ったその父親が観光客の腕を切り落としたと言う有名な話がある(但しその真偽は不明であるが)。
学校の先生という、人に教えるべき立場の人がこの様な非常識な行動をとるとは全く呆れ返ってしまう。
[写真]日本人の奥さんが経営するペンション”久美子の家” そこから更に進んだ所で、壁に大きな日本語で「久美子の家」と書いてある家が川岸にあった。
ガイドに聞いたところ、そこは宿屋で奥さんは久美子と言う日本人だとのこと。
日本の学生などがよく宿泊すると言う話である。
それにしても、日本の女性がこの様な所まで進出しているとは驚いてしまう。

<インドの動物達>

[写真]バスの前を悠然と横切る牛インドに行って驚いたことの一つに、人々は動物達と一緒に生活をしていることである。
ニューデリーの様な大都市でも、道路の中央分離帯に牛が何頭も集まって昼寝をしている。
牛は駅の構内にも餌を求めて入ってくるし、走ってくるバスの直前を牛が悠々と道路を横断する風景は日常茶飯事。
観光地に行けば、象のタクシーがあり毎日大勢の観光客を乗せて山道を登っている。。
お寺に行けば、屋根の上にサルがいる。 また、町中には蛇使いや猿使いが観光客を待っている。
[<写真>インド ホテルの窓から撮影した野生のインコ] 宿泊したホテルの窓の外を見ると野生のインコが、前庭の木の上には野生のリスがいる。
地方の幹線道路を車で通ったら、車の前を野生の孔雀が横切った。
また、一般道路をラクダが馬車(駱駝車?)を引いて荷物を運ぶ。
タージ・マハールの前庭では、水牛が芝刈り機を引いて芝を刈っている。
当然農作業には水牛が大活躍である。
本当に、色々な野生の動物や家畜に囲まれて生活をしている。[写真]荷車を引くラクダ
私は動物が大好きなのに一人暮らしの為にペットすら飼えなく、とても羨ましく思えた。

でも、動物が大好きと言っている反面、インドから買ってきたお土産で一番気に入ったのは、孔雀の尾羽で作った団扇である。
これでは、動物愛護協会や自然保護団体からクレームが来るかな・・・

最終更新日時 :05/07/05 Saturday 23:35:16

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